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ソフトバンク法人携帯へ乗り換え(MNP)する方法は?コスト削減方法を解説
現在契約中のキャリアにおいて、毎月の通信コストの負担や、サポート対応の柔軟性になんらかの課題を感じていませんか?
他キャリアからソフトバンクへの法人契約の乗り換え(MNP)は、通信コストの適正化はもちろんのこと、ビジネスに特化したプランや手厚いサポート体制の活用により、企業の業務効率化を加速させる有効な手段となります。
本コラムでは、ソフトバンクへ乗り換えることで得られる具体的なメリットや手続きの手順、注意点等を網羅的に解説します。スムーズな乗り換えで社内の通信課題を解決したい担当者様は、ぜひ参考にしてください。
目次
ソフトバンクへ法人契約で乗り換えるメリット
他キャリアからソフトバンクへ法人契約で乗り換える(MNP)と、多くのメリットが期待できます。 主なメリットは以下の3点です。
・利用用途別に選べるプランで通信コストの最適化
・法人向けサービス活用による業務効率の向上
・法人専用の手厚いサポート体制による安心運用
高品質で安定した通信を基盤に、これらのメリットを実現する多彩な料金プランやオプションが用意されています。 具体的にどのようなメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。
ソフトバンクの法人向けプラン
ソフトバンクでは、法人の多様なニーズに応えるため、データ通信量や通話頻度に応じたプランを提供しています。業務内容に合わせて最適なプランを選ぶことが、コスト最適化の第一歩です。
主なスマートフォン向け料金プランと、通話が多い場合に役立つ通話オプションは以下の通りです。
| プラン名 | データ容量 | 月額料金(税込) |
|---|---|---|
| ミニフィットプラン+ | ~1GB | 2,980円 |
| ~2GB | 3,980円 | |
| ~3GB | 4,980円 | |
| スマホデビュープラン+ | 4GB | 2,266円 |
| 20GB | 3,916円 | |
| メリハリ無制限+ | 無制限 | 7,425円 |
また、データ通信だけでなく通話も頻繁に利用する業務の場合は、以下の通話オプションを追加することで、通話コストを固定化・削減できます。
| 通話オプション | 内容 | 月額料金(税込) |
|---|---|---|
| 準定額オプション+ | 1回5分以内の国内通話が無料 | 880円 |
| 定額オプション+ | 国内通話が24時間かけ放題 | 1,980円 |
これらの基本プランと通話オプションを業務内容に合わせて組み合わせることが可能です。
参考:ミニフィットプラン+ | 法人のお客さま向け料金 | 法人向け | ソフトバンク
スマホデビュープラン+ | 法人のお客さま向け料金 | 法人向け | ソフトバンク
メリハリ無制限+ | 法人のお客さま向け料金 | 法人向け | ソフトバンク
準定額オプション+
定額オプション+
利用用途別の最適プラン選びのポイント
法人向けプランの選択は、従業員数だけでなく「利用用途」を軸に考えることが重要です。利用実態に合わないプランは無駄なコストの原因となるため、現状の用途を分析した上で最適なプランを選択しましょう。
以下は、利用用途別の推奨プランの組み合わせ例です。
| 主な利用用途 | 推奨プラン(組み合わせ例) | 理由 |
|---|---|---|
| 社外活動が多い | ・メリハリ無制限+ ・定額オプション+ | Web会議、地図アプリ、大容量の資料ダウンロードなどを、データ容量を気にせず頻繁に利用する場合に適しています |
| 社内で利用予定で、通話が中心 | ・ミニフィットプラン+ ・定額オプション+ | データ通信はメールやチャットが中心で少ないが、社内や取引先との通話が頻繁にある場合に最適です |
| BCP対策用など利用頻度が低い | ・ミニフィットプラン+ | 利用したデータ量(〜3GB)に応じて料金が決まるため、利用頻度にばらつきがある場合でもコストを最小限に抑えられます |
ビジネス特化の通信サービスやサポート
ソフトバンクの法人契約では、料金プラン以外にもビジネス利用を強力にサポートするオプションサービスが充実しています。
その代表的な例が、多くの企業に選ばれている「法人基本パック」です。このオプションには、ビジネスシーンで求められる「セキュリティ強化」や「端末の一元管理」等の機能が含まれています。これらの機能を活用することで、セキュリティを担保しつつ、端末管理にかかる手間を削減し、業務効率化を実現できます。
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| 安心遠隔ロック | 端末の紛失・盗難時に、管理者が遠隔で端末をロックしたり、データを消去したりできます |
| 共有電話帳 | 管理者が作成した共通の電話帳を、全従業員の端末に一斉に配布・共有できます |
| 安否確認 | 災害発生時などに、従業員の安否情報を管理者が確認できます |
| 位置ナビ一斉」検索 | 従業員の端末のおおよその位置を、管理者が地図上でまとめて確認できます |
法人契約だからこそ受けられる専門サポート体制
法人契約の大きなメリットの1つが、手厚い専門サポート体制です。ソフトバンクでは、法人のお客様専用のオンライン管理「法人コンシェルサイト」を提供しています。
このサイトを通じて、24時間いつでも契約内容の照会や料金確認、請求書のダウンロードができるほか、回線ごとや部署ごとの利用状況の分析、各種設定変更なども可能です。
また、専用の法人向けサポート窓口も設置されており、専門知識を持ったスタッフが迅速に対応してくれます。さらに、契約規模や内容に応じて専任の担当営業がつく場合もあり、日常的な運用相談から新たな課題解決の提案まで、きめ細やかなサポートを受けることができます。
他キャリアからの乗り換えで得られる特典の一例
他キャリアからソフトバンクへ乗り換える際、代理店が独自に実施している特典を活用することで、導入コストを大幅に削減できる可能性があります。
例えば、乗り換え時に発生する「初期費用」や「諸経費」の負担を軽減する独自のキャンペーンなどが適用されるケースがあります。
どのような特典が受けられるかは、代理店や契約時期によって内容が異なるため、見積もりの際に確認しておきましょう。
ベルパークで実施中の乗り換えキャンペーン
法人携帯の導入実績が豊富なベルパークでは、他キャリアからソフトバンクへの乗り換え(MNP)をご検討中の企業様を対象に、特別キャンペーンを実施しております。コスト削減と業務効率化を実現するため、お客様の状況に合わせた最適なご提案をさせていただきます。
初期費用負担キャンペーンを実施中
ベルパークでは、ソフトバンクの法人契約(新規・乗り換え)をご検討中のお客様を対象に、初期費用を負担するキャンペーンを実施中です。法人携帯は複数台を同時に契約するケースが多く、台数分だけ積み上がる「初期費用」は意外と大きな出費になります。
本キャンペーンを活用すれば、この導入時のコストを最小限に抑えることが可能です。ぜひお気軽にご相談ください。

複数回線契約でさらにお得になる可能性あり
まとまった回線数を一度にご契約いただける法人様に対し、さらにお得になるご案内ができる可能性があります。
特別価格のご提示や、端末代金の特別割引など、お客様のご利用状況や契約台数に応じて個別に調整させていただくものです。具体的な条件については、ぜひ一度お問い合わせください。
他キャリアからソフトバンクへ乗り換え(MNP)手続きの5つの手順
現在ご利用中の携帯電話番号をそのままソフトバンクでも利用できる「MNP」。法人契約の乗り換えも、基本的な流れは個人契約と変わりません。以下の5つのステップで、スムーズな移行が可能です。
STEP1:現在の契約状況を確認しよう
まずは、現在契約しているキャリアでの契約内容を確認します。特に重要なのは以下の点です。
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 契約名義 | 法人名義になっているか |
| 契約期間と解除料 | 契約更新月以外での解約となる場合、契約解除料(違約金)が発生するか |
| 端末代金の残債 | 利用中の端末代金の分割払いが残っていないか |
これらの情報は、現在契約中のキャリアの法人向けWebサイトや、サポート窓口、担当営業を通じて確認できます。
STEP2:MNP予約番号を取得する方法
乗り換え(MNP)には、現在契約中のキャリアから「MNP予約番号」を取得する必要があります。この番号は、電話番号の引継ぎを行うために必要な10桁の番号です。
取得方法はキャリアによって異なりますが、一般的に法人契約の場合は、法人専用のサポート窓口への電話、または法人向けWebサイトから手続きが可能です。
MNP予約番号には「取得日を含めて15日間」という有効期限があります。乗り換え手続きの途中で期限が切れると再取得が必要になるため、乗り換え契約直前に取得することをおすすめします。
STEP3:必要書類を揃えてソフトバンクへ申し込み
MNP予約番号を取得したら、ソフトバンクへの申し込み手続きに進みます。法人契約の申し込みには、以下の書類が必要となります。
| 必要書類 | 詳細 |
|---|---|
| 法人確認書類 | 登記簿謄本(発行日から3ヶ月以内) |
| 申込者の本人確認書類 | 運転免許証、マイナンバーカードなど |
| 申込者の在籍確認書類 | 名刺、社員証など |
| 法人印(または代表者サイン) | シャチハタ可能 |
| MNP予約番号 | 現在契約中キャリアから発行される10桁の番号 |
ベルパークにご相談いただく場合は、これらの必要書類についても詳しくご案内し、スムーズなお手続きをサポートいたします。
STEP4:契約内容の確認と承認手続き
契約をするにあたって、ソフトバンクによる審査が行われます。審査が承認されると、契約内容の最終確認となります。お申し込みいただいた料金プラン、オプション、適用されるキャンペーン内容、初期費用、月額料金のシミュレーションなどを改めて確認します。内容に相違がなければ、契約書への署名をもって契約締結となります。
STEP5:開通作業と移行後の初期設定
契約手続きが完了し、新しい端末やSIMカードが手元に届いたら、最後にご自身で「開通作業(回線切り替え)」を行います。
これは、これまで利用していたキャリアの回線から、ソフトバンクの回線へ切り替えるための作業です。指定された電話番号へ発信することで完了します。この切り替え作業が完了した時点で、以前のキャリアとの契約は自動的に解約となります。
開通後は、必要に応じてAPN設定(SIMフリー端末や他社端末を利用する場合)や、データの移行、業務に必要なアプリのインストール等の初期設定を行いましょう。
ソフトバンク法人携帯へ乗り換え(MNP)する際の注意点

ソフトバンクへの乗り換え(MNP)は多くのメリットがありますが、手続きを進める上でいくつか注意すべき点があります。スムーズな移行を実現し、「こんなはずではなかった」という事態を避けるためにも、以下のポイントを事前に必ず確認しておきましょう。
MNP予約番号には有効期限がある
手続き手順「STEP2」でも触れましたが、MNP予約番号には「取得日を含めて15日間」という有効期限が定められています。この期限を1日でも過ぎると番号は自動的に無効となり、再度取得し直さなければなりません。
さらに注意が必要なのは、ソフトバンクや代理店での申し込み手続きの際、この有効期限に「一定の残り日数(例:10日以上)」が求められる場合があります。
番号を取得しても、申し込みや審査に時間がかかり、残り日数が不足すると手続きが進められなくなる可能性があります。MNP予約番号は、申し込みに必要な書類がすべて揃ったタイミングで取得し、速やかに手続きを完了させることが重要です。
端末残債がある場合は、乗り換え後も支払いが続く
乗り換え(MNP)は、あくまで「通信回線の契約」を乗り換える手続きです。手続き手順「STEP1」で確認した、現在利用中の端末代金の分割支払金(残債)が残っている場合、ソフトバンクに乗り換えた後も、その支払いは旧キャリアに対して継続して発生します。
「解約したから端末代も払わなくてよい」ということにはなりませんので、ご注意ください。
キャリアメールが使えなくなる
現在契約中のキャリアから提供されている「@docomo.ne.jp」や「@au.com」といった、いわゆる「キャリアメール」は、ソフトバンクへ乗り換えた時点で利用できなくなります。
法人でのご利用の場合、すでに自社の独自ドメイン(例:@example.com)や、Gmail、Microsoft 365などのクラウドメールサービスを利用しているケースが多いかもしれません。その場合は特に影響はありません。
しかし、もし何らかの理由でキャリアメールを業務上の連絡先や、各種Webサービスの登録アドレスとして使用している場合は、乗り換え前に必ず独自ドメインアドレスやフリーメールアドレス(Gmailなど)へ変更・移行作業を完了させておく必要があります。
ソフトバンクへの乗り換え事例
ベルパークでは、多くのお客様のソフトバンク法人携帯への乗り換えをサポートし、通信コストの削減や業務効率化を実現してまいりました。 単に「料金が安くなった」というだけでなく、通信環境の改善やサポート体制の強化など、「企業の抱える課題を解決し、その上でコスト削減も実現した」成功事例をご紹介します。
株式会社田辺コンプレッサー様「業務効率化を実現」
以前契約していた代理店はレスポンスが遅く、トラブル時の対応に時間がかかることが大きなストレスとなっていました。
キャリアの乗り換えとともに代理店をベルパークへ変更。営業担当とサポート窓口が連携する迅速なサポート体制により、安心して本来の業務に集中できる環境が整いました。
さらに、乗り換えのタイミングでプランの見直しを行い、最適なプランへ切り替えたことで、サポート品質を向上させながら通信コストの削減にも成功しています。
社会福祉法人父の樹会様「安定した通信環境と手厚いサポートで安心運用」
施設間の連絡や職員の業務連絡に携帯電話を利用されていましたが、通信の安定性に不安があり、業務に支障が出る場面がありました。
ソフトバンク回線の高品質な通信環境に加え、ベルパークのきめ細やかなサポート体制をご評価いただき乗り換えを決定。通信のストレスが解消され、業務効率が向上しました。
また、利用実態に合わせたプラン選定とオプションの整理を行ったことで、通信環境を改善しつつ月々のランニングコストを抑えることができました。
日本レイバー株式会社様「ショップ来店の負担を解消し、管理業務を効率化」
端末の設定変更やトラブル対応のたびにキャリアショップへ出向く必要があり、担当者の業務時間を圧迫していました。 また、コスト面の見直しについても、既存の提案ではこれ以上の改善が見込めず、運用・コストの両面で閉塞感を感じていました。
キャリアの乗り換えとともに代理店をベルパークへ変更したことにより、ショップへ通う手間がなくなり、本来の業務に集中できる環境が整いました。また、利用実態に即した柔軟なプラン提案により通信コストの最適化も果たしています。
よくある質問
ソフトバンクの法人携帯を申し込むにはどうしたらよいでしょうか?
まずはお気軽にベルパークへお問い合わせください。法人契約に精通したコンサルタントが、ご利用用途や通信環境に関する課題を丁寧にヒアリングさせていただきます。その上で、コスト削減や業務効率化を実現する最適なプランや法人限定特別条件をご案内いたします。
ソフトバンクの法人携帯と個人携帯の違いは何ですか?
最も大きな違いは、法人専用の料金プランや「法人特別条件」が適用される点です。個人携帯を業務利用するよりも、通信コストを大幅に削減できる可能性があります。また、法人向けの管理ツールや手厚いサポート体制が利用できるのも法人契約ならではのメリットです。
まとめ
他キャリアからソフトバンクへの乗り換えは、単なるコスト削減だけでなく、手厚いサポート体制によって業務効率化を図る絶好のチャンスです。複雑に思える手続きも、ポイントさえ押さえればスムーズに進めることができます。
特に、代理店独自の特典やキャンペーンを活用することで、導入時のコスト負担も大きく軽減可能です。
ソフトバンクの法人契約や乗り換え(MNP)をご検討の際は、導入実績が豊富なベルパークまで、ぜひお気軽にご相談ください。お客様に最適なプランをご提案いたします。






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