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法人携帯におすすめの格安SIM・格安プラン7選!メリットや注意点、選び方まで紹介

企業の通信コスト削減は重要な経営課題です。なかでも、毎月の「法人携帯」にかかる費用は、見直し効果が大きい項目の一つです。このコストを抑えるために有効な手段として、料金プランの安い事業者へ乗り換える、いわゆる「格安SIM」の活用が注目されています。
とはいえ、「法人でも契約できるの?」「安くなるのはいいけど、通信品質は大丈夫?」といった疑問や不安から、導入に踏み切れないケースも少なくありません。
本コラムでは、法人携帯を格安で利用するための格安SIM・格安プランの選び方から、タイプ別のおすすめ事業者、メリット・注意点までを網羅的に解説します。
目次
格安SIMは法人契約できる?

結論から言うと、現在多くの格安SIM事業者で法人契約が可能です。個人契約のイメージが強い格安SIMですが、企業の通信コスト削減へのニーズを背景に、法人専用のプランやサポート体制を整える事業者が増加しています。
本章では、「格安SIMとは何か?」や「法人契約と個人契約の違い」など、契約を検討する上で押さえておきたい基本的な知識を解説します。
そもそも格安SIMとは?主な3つのタイプ
「格安SIM」とは、一般的に、ドコモ、au、ソフトバンクといった大手キャリアの通信回線を借りて、独自の料金プランでサービスを提供する「MVNO(仮想移動体通信事業者)」のことを指します。
ワイモバイルやUQモバイル、楽天モバイルも、料金が安いため「格安SIM」として扱われることがよくあります。ですが、これらは厳密にはMVNOではなく、それぞれ大手キャリア自身が運営する「サブブランド」や、自社回線を持つ「キャリア(MNO)」という立ち位置です。
このように、法人携帯を格安で利用できる選択肢は一括りにされがちですが、事業者の立ち位置によって以下3つのタイプに分けられます。
① 大手キャリアの「サブブランド」
② 第4のキャリア(楽天モバイル)
③ MVNO(仮想移動体通信事業者)
それぞれの特徴を理解することが、自社に最適な事業者(ブランド)を選ぶための第一歩です。後に出てくる『【タイプ別】おすすめの法人向け格安サービスを紹介』の章で、これら3つのタイプ別に具体的なおすすめの事業者を紹介します。
法人契約と個人契約との違い
法人で格安SIMを契約する際の、個人契約との主な違いは「支払い方法」と「料金プラン」です。
現在、従業員の個人携帯を業務で利用し、毎月費用を精算している場合、法人契約は特に効果的です。法人契約では、個人契約で主流のカード払いだけでなく「請求書払い」や「口座振替」が可能なため、複数回線の費用をまとめて経理処理できます。従業員の立て替えや精算の手間がなくなる点は大きなメリットです。
さらに、複数回線で適用される法人専用の割引プラン※も魅力です。契約回線数に応じて1台あたりの月額料金が安くなる仕組みのため、従業員数が多い企業ほどスケールメリットが生まれやすくなります。企業全体の通信コストを大幅に圧縮することが期待できるでしょう。
※事業者によって、割引サービスの有無は異なります。
【タイプ別】おすすめの法人向け格安サービスを紹介

これまでの内容を踏まえ、本章ではいよいよ、法人契約におすすめの通信会社をタイプ別に紹介していきます。
自社の優先順位(回線や料金など)と照らし合わせながら、事業者の選定にお役立てください。
通信の『質』と『安定性』で選ぶなら「サブブランド」
「コストは抑えたいが、通信品質は妥協できない」
このように考える企業様にとって最適な選択肢が、大手キャリア自身が運営する「サブブランド」です。
MVNOのように他社から回線を借りるのではなく、運営元である大手キャリア(ソフトバンクやau)の通信網をそのまま利用するため、時間帯による速度低下が少なく、常に安定した通信環境を確保できる点が最大の強みです。
ワイモバイル
ソフトバンクが運営するサブブランドです。最大の強みは、ソフトバンクの安定した通信網をそのまま利用できる安心感と、法人向けのサービスが充実している点にあります。
同一法人名義で対象プラン※を2回線以上契約すると適用される「法人契約割引2」があります。基本使用料金から最大957円(税込)割引されます。
プラン名 | データ容量 | 月額基本料金(税込) | 割引適用後(税込) |
---|---|---|---|
シンプル2 S | 4GB | 2,365円 | 1,408円 |
シンプル2 M | 20GB | 4,015円 | 3,058円 |
シンプル2 L | 30GB | 5,115円 | 4,158円 |
※法人名義で同一請求内に当社指定の料金プラン①を2回線以上ご契約頂いた場合に、②割引対象プランの月額料金を最大957円(税込)割り引きます。
①割引対象回線数カウントプラン:シンプル2 S/M/Lまたは、シンプル S/M/L
②割引対象プラン:シンプル2 S/M/L
参考:シンプル2 S/M/L|法人スマホ|料金・割引|ワイモバイル(Y!mobile)法人/ビジネス向け
法人契約割引2|料金・割引|ワイモバイル(Y!mobile)法人/ビジネス向け
UQモバイル
auが運営するサブブランドです。auの高品質な通信網を利用できるため、通信の安定性には定評があります。使い方に合わせて選べる分かりやすい料金体系が特徴です。
例えば「コミコミプランバリュー」は、データ容量がたっぷり使えて、1回10分以内の国内通話かけ放題も付いています。一方、「トクトクプラン2」は、月のデータ利用量に応じて料金に割引が入る※ため、利用量が少ない月でもコストを無駄なく抑えることができます。
プラン名 | データ容量 | 月額基本料金(税込) |
---|---|---|
トクトクプラン2 | 30GB | 4,048円 |
コミコミプランバリュー | 35GB | 3,828円 |
※トクトクプラン2は、月のデータ利用量が5GB以下の場合、1,100円(税込)が月額基本料金より割引かれます。
参考:トクトクプラン2│料金プラン・サービス│格安スマホ/格安SIMはUQ mobile(モバイル)【公式】
コミコミプランバリュー│料金プラン・サービス│格安スマホ/格安SIMはUQ mobile(モバイル)【公式】
第4のキャリア「楽天モバイル」
楽天モバイルは、2020年4月に本格サービスを開始しました。当初は「つながりにくい」というイメージもありましたが、2024年6月に「プラチナバンド」の提供が開始され、通信品質が大幅に改善されました。今や大手3社に並ぶ第4のキャリアとしての地位を確立しています。
楽天モバイル最大の特徴は、自ら基地局を設置・運営する「キャリア」でありながら実現した、圧倒的なコストパフォーマンスにあります。
法人向けサービス「Rakuten最強プラン ビジネス」の中でも、特に魅力的なのが「音声+データ無制限プラン」です。大手キャリアの無制限プランと比較して、月額3,278円(税込)という圧倒的な低価格で高速データを上限なく利用できます。現場から高画質の写真や動画を共有したり、外出先でクラウド上の大容量データにアクセスしたりと、データ通信量を気にせずスムーズな業務が可能です。
さらに、専用アプリ「Rakuten Link Office」を使って電話をすると国内通話が無料でかけ放題になる点も、他キャリアにない大きな魅力です。
プラン名 | データ容量 | 月額基本料金(税込) |
---|---|---|
音声+データ3GB | 3GB | 2,178円 |
音声+データ5GB | 5GB | 2,618円 |
音声+データ30GB | 30GB | 3,058円 |
音声+データ無制限 | 無制限 | 3,278円 |
参考:音声+データプラン | 料金プラン | 楽天モバイル 法人・ビジネスのお客様
法人契約できる格安SIM(MVNO)おすすめ4選
ここからは、法人契約におすすめの格安SIM(MVNO)4社を厳選してご紹介します。
格安SIM(MVNO)は、大手キャリアから通信回線を借りてサービスを提供することで、月額料金を大幅に抑えているのが最大の特徴です。
それに加え、各社が提供する料金プランのバラエティも非常に豊かです。データ容量を細かく選べるプランや、複数回線でデータを分け合えるシェアプランなど、自社の使い方に合わせて「通信コストを徹底的に最適化したい」と考える企業様にとって、最も有力な選択肢となるでしょう。
日本通信
日本通信の法人向けプランは、プラン名に「合理的」と付くように、シンプルな料金体系で利用目的や必要なデータ容量に応じて選択できるのが特徴です。
ドコモ回線(4G/3G)を利用しており、通話料金が大手キャリアの半額にあたる30秒11円(税込)に設定されている点は大きなコストメリットです。また、「合理的みんなのプラン」と「合理的50GBプラン」には月70分の無料通話が含まれており、通話もデータもバランス良く利用したい企業様にも適しています。
ただし、支払い方法は銀行口座振替のみとなっている点は注意が必要です。クレジットカードや請求書払いには対応していないため、自社の経理フローに合うか事前に確認しましょう。
プラン名 | データ容量 | 月額基本料金(税込) |
---|---|---|
合理的シンプル290プラン | 1GB | 290円 |
合理的みんなのプラン | 20GB | 1,390円 |
合理的50GBプラン | 50GB | 2,178円 |
mineo
mineoの法人向けプランにおける最大の魅力は、大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)すべての回線に対応している点です。従業員の勤務地や利用環境に応じて、「最も電波状況の良いキャリアの回線を選択する」といった柔軟な運用が可能です。
また、複数回線でデータ容量を分け合える「パケットシェア」機能も大きな強みです。データ利用量が少ない従業員の余ったパケットを、利用量が多い従業員に回すことができるため、会社全体で通信量を無駄なく活用し、コストを最適化できます。ドコモプラン、auプラン、ソフトバンクプラン間のパケットシェアも可能です。
ただし、料金は選択する回線ごとに若干の違いがあるため、契約前の比較検討が重要です。
プラン名 | データ容量 | ドコモ月額基本料金(税込) | au月額基本料金 (税込) |
ソフトバンク月額基本料金(税込) |
---|---|---|---|---|
デュアルタイプ | 500MB | 1,540円 | 1,441円 | 1,925円 |
3GB | 1,760円 | 1.661円 | 2,145円 | |
6GB | 2,508円 | 2,409円 | 2,893円 | |
10GB | 3,542円 | 3,443円 | 3,927円 | |
20GB | 5,148円 | 5,049円 | 5,533円 | |
30GB | 7,260円 | 7,161円 | 7,645円 |
参考:3キャリアの料金・プラン比較 | スマホ・モバイルルーター向けサービス | mineo法人
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルの音声通話プランは、MM総研※の品質調査で高評価を得るなど、安定した通信品質に定評があります。
ドコモ・au回線のマルチキャリアに対応しており、どちらの回線を選んでも月額基本料金が同じなのも分かりやすいポイントです。専用アプリ「BIGLOBEでんわ」を利用することで、通話コストを最適化できます。
プラン名 | データ容量 | 月額基本料金(税込) |
---|---|---|
プランZ(0ギガ) | データ容量なし | 770円 |
プランS(1ギガ) | 1GB | 858円 |
プランR(3ギガ) | 3GB | 1,100円 |
プランM(6ギガ) | 6GB | 1,650円 |
12ギガプラン | 12GB | 3,520円 |
20ギガプラン | 20GB | 5,500円 |
30ギガプラン | 30GB | 7,975円 |
※MM総研は社会のイノベーションを促すデジタル産業の健全な発展に向け、ICT(情報通信技術)市場の創造と拡大を目指すリサーチ・コンサルティング会社です。
参考:料金・仕様(格安SIM/スマホ) | 法人向け格安SIM/スマホならBIGLOBEモバイル | BIGLOBE biz.
MVNOは快適に利用できる品質水準を維持 ≪ プレスリリース | 株式会社MM総研
NifMo
NifMoは、インターネットプロバイダーサービスのNiftyが提供する格安SIMです。回線は、地方や山間部にも強いドコモ網です。
NifMoの大きな特徴は、契約のしやすさにあります。法人向けプランでは最低利用期間や解約違約金が設定されておらず、さらに利用開始月の基本料金も無料※のため、リスクを抑えて気軽に導入・見直しが可能です。
主力となる「法人シェアプラン」では、契約したデータ容量を複数のSIMで効率的に分け合えます。一台あたりの通信量は少ないものの、多数の端末を運用する企業様に最適です。
プラン名 | データ容量 | 月額基本料金(税込) |
---|---|---|
基本プラン (音声通話込) |
1.1GB | 1,474円 |
3GB | 1,760円 | |
7GB | 2,530円 | |
13GB | 3,850円 | |
30GB | 4,730円 | |
50GB | 6,050円 | |
法人シェアプラン | 0GB(追加SIM) | 1,210円 |
5GB | 2,750円 | |
10GB | 4,290円 |
※初月にNifMoを解除した場合は基本料金が発生します。
参考:料金 | 法人向け格安SIMカード・スマホのNifMo(ニフモ) | 法人向け格安SIMカード・スマホのNifMo(ニフモ)
格安SIMを法人契約するメリット

法人携帯に格安SIMを導入するメリットは、月額料金の安さだけにとどまりません。自社の事業内容や従業員の利用実態に合わせて、料金プランを柔軟に最適化できる点も、大きなメリットです。
ここでは、具体的なメリットを3つのポイントに分けてご紹介します。
法人用の割引プランやサービスがある
個人向けプランにはない、法人契約専用の割引やサービスが利用できるのは大きなメリットです。
例えば、ワイモバイルの「法人契約割引2」のように、契約回線数に応じて月額料金が割り引かれるサービスがあります。従業員数が多いほどスケールメリットが生まれ、通信コストを大幅に圧縮できるでしょう。
また、IIJmioやNifMoが提供する「データシェアプラン」を活用すれば、コストを無駄なく最適化することも可能です。
最適な通信回線を従業員ごとに選べる
一部のMVNO(mineoなど)では、ドコモ・au・ソフトバンクという3つの大手キャリアの回線から、契約するSIMごとに好きなものを選択できます。自社回線しか提供できない大手キャリアには不可能な、MVNOならではの大きなメリットです。
例えば、あるキャリアでは繋がりにくい山間部や特定のビル内でも、別のキャリアの回線なら安定して繋がる、といったケースは少なくありません。従業員の勤務地や訪問先に応じて最適な回線をSIMごとに選択することで、通信の機会損失を防ぎ、より合理的な事業運営が可能になるでしょう。
事業内容に合わせたプランの最適化が可能
格安SIMの大きな魅力は、その圧倒的なプランの多様性です。
例えば、データ容量を1GB単位で細かく選べるプラン、複数回線でデータ容量を分け合える「データシェアプラン」、あるいは楽天モバイルのようなデータ無制限プランまで、選択肢が非常に豊富です。
大手キャリアにもデータ利用量に応じて料金が変わるプランはありますが、格安SIMや格安プランは各種割引を適用しなくても、基本料金そのものが低価格に設定されています。そのため、複雑な条件を気にすることなく、従業員の利用実態や事業内容に合わせて、通信コストを無駄なく最適化することが可能です。
格安SIMを法人契約する際の注意点

多くのメリットがある法人向け格安SIMですが、契約前に知っておくべき注意点も存在します。特に、大手3キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から乗り換える場合に「こんなはずではなかった」と後悔しないよう、以下3つのポイントを確認しましょう。
格安SIMの注意点については以下の記事でも詳しく説明しています。
通信速度が時間帯によって不安定になる場合がある
MVNOは大手キャリアの回線の一部を借りてサービスを提供しているため、利用者が集中する朝の通勤・通学時間帯(7時~9時頃)、お昼休みの時間帯(12時~13時頃)、夕方の帰宅時間帯(17時~19時頃)は、通信速度が低下することがあります。Webサイトの表示が遅くなる、動画の読み込みが止まるといった可能性もゼロではありません。
常に安定した通信速度を最優先するのであれば、大手キャリアの回線をそのまま利用しているサブブランド(ワイモバイル、UQモバイル)が、より安心な選択肢となるでしょう。
サポート体制がオンライン中心になる
大手キャリアの法人契約では、多くの場合、専任の営業担当や代理店が訪問や電話でプランの相談から導入支援まで、手厚いサポートを提供してくれます。
一方、格安SIM(特に多くのMVNO)では、コストを抑えるために、こうした人的なサポート体制を簡略化し、オンラインでのやり取りを基本としています。トラブルが発生した場合も、基本的にはウェブサイトやメールでの問い合わせとなり、迅速な訪問対応などは期待できないかもしれません。
支払い方法が限定される場合がある
大手キャリアでは、請求書払いや口座振替、クレジットカードなど、ほとんどの支払い方法に対応しています。一方、格安SIM事業者によっては、支払い方法が「口座振替のみ」「クレジットカード払いが使えない」等、選択肢が限られる場合があります。
企業の経理フローは様々です。契約を検討している事業者が、自社の規定する支払い方法に対応しているか、事前に必ず確認しましょう。
法人契約できる格安SIMを選ぶ基準

ここまで、格安SIMのメリットや注意点を解説してきました。では、実際に数多くの選択肢の中から、自社に最適な1社を選ぶには、どのような点を比較すれば良いのでしょうか。ここでは、確認すべき3つの基準をご紹介します。
料金プランが自社の利用実態に合っているか?
まずは、従業員のデータ利用状況を把握することが第一歩です。「データ利用量が大きい社員が多い」「ほとんど使わない社員と、非常によく使う社員に分かれる」など、企業様によって利用実態は様々です。
その上で、「データシェアプラン」「段階制プラン」「データ無制限プラン」など、どの料金体系が自社の使い方に最もフィットし、無駄なコストを削減できるかを見極めましょう。
通信品質は業務に支障がないレベルか?
コストが安くても、業務に支障が出るほどの通信品質では本末転倒です。特にお昼休みなど、時間帯によって速度が低下しやすいMVNOを選ぶ際は注意が必要です。
利用する従業員の主な活動エリアで、どのキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の電波が繋がりやすいかを考慮し、それに対応した事業者を選ぶことをおすすめします。可能であれば、契約前に電波が入るかどうかデモ機等を使って品質を確認すると良いでしょう。
必要なセキュリティオプションは提供されているか?
企業のコンプライアンスを維持するためには、セキュリティ対策が不可欠です。多くの事業者では、端末の遠隔ロックや利用状況の監視ができるMDM(モバイルデバイス管理)などの機能を有料オプションとして提供しています。
自社のセキュリティポリシーを満たすオプションが用意されているか、その料金を含めたトータルコストはいくらになるのかを、契約前に必ず確認し、比較検討しましょう。
格安SIMを法人契約する際の流れ

①お問い合わせ・ご相談
電話や公式サイトの問い合わせフォーム等から、利用人数やデータ容量、希望機種といった要望を伝え、相談や見積もりを依頼します。

② ご提案・お見積もり
要望に基づいた最適なプランや機種、詳細な見積もりが提案されます。比較検討したい場合は、相見積もりをとることをおすすめします。

③申込み・審査・納品
見積内容に合意後、申込書と登記簿謄本などの必要書類を提出します。事業者による審査通過後、SIMカードや端末が納品されます。

④ご利用開始・サポート
端末の到着後、APN設定などの初期設定を自社で行い、利用を開始します。導入後のサポート体制については、契約時に確認しておくと安心です。
格安SIMと大手キャリアはどちらが良い?
結局のところ、格安SIMと大手キャリアはどちらを選ぶべきなのでしょうか。それぞれにメリット・デメリットがあり、どちらが優れているとは一概には言えません。重要なのは、自社が何を最も重視するかを明確にすることです。
手厚いサポートと総合力を求めるなら「大手キャリア」
通信コストが割高になる可能性はありますが、「価格よりも、事業の安定を支える手厚いサポート体制が第一」と考える企業様には、依然として大手キャリアが最適です。
専任の営業担当によるコンサルティングや、大規模な端末導入、複雑なセキュリティ要件への対応など、総合的な提案力とサポート力は大きな魅力です。
コストと柔軟性を重視するなら「格安SIM」や「格安プラン」
「何よりもまず通信コストを削減したい」「自社の使い方に合わせてプランを最適化したい」と考える企業様であれば、格安SIM・格安プランが最適な選択肢となります。
オンラインでの手続きやサポートに慣れており、ある程度の自己解決ができる体制があれば、大手キャリアにはない圧倒的なコストパフォーマンスの恩恵を最大限に受けることができるでしょう。
法人携帯ならベルパーク
ここまでご紹介した通り、法人向け携帯の選択肢は多岐にわたります。そのため、「自社の状況に最適なプランを、専門家のアドバイスを元に選びたい」といった課題を抱える担当者様も少なくありません。
そうしたお悩みは、ソフトバンク・auの正規代理店であるベルパークにお任せください。
ベルパークの強みは、お客様一社ごとに専任の担当者がつき、プランのご提案から導入後のアフターフォローまで、一貫して手厚いサポートを提供できる点にあります。
さらに、法人携帯の提案だけでなく、モバイルデバイス活用を軸にお客様の事業全体の業務効率化もサポートします。通信コストの見直しから、より戦略的なご相談まで、ぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ
本コラムでは、法人契約が可能な格安SIM・格安プランについて、その種類からメリット、注意点、選び方までを網羅的に解説しました。
かつての大手キャリア一択の時代とは異なり、現在では多種多様な事業者から、自社のニーズに合わせて最適なプランを自由に選べるようになっています。
「コスト」「通信品質」「サポート体制」など、自社が何を最も重視するのかを明確にすることが、最適な一社を見つけるための最も重要な第一歩です。
メリット・デメリットを理解した上で、自社にあった法人携帯を選択しましょう。
会社のスマホをお得に使いたいなら | 法人携帯・社用携帯ならベルパーク
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