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法人携帯で外線代表番号を利用する方法とは
2020年、新型コロナウイルス感染拡大防止をきっかけに、急遽テレワークを導入した企業は多いかもしれません。
急に働き方が変わったことによって今までは取引先や顧客に会社の電話番号から電話をかけていたのに、法人携帯から連絡をしなければならず、抵抗を感じるシーンも多々あるでしょう。
今回は、法人携帯で外線代表番号から発信するためにはどうすればいいのかについて解説していきます。
いつでもどこでも法人携帯から外線代表番号で発信できる便利なサービスの導入を検討しましょう。
目次
法人携帯から外線代表番号で発信したいシーン
テレワークが増えて自宅で仕事をしていると、電話の受信や発信で困ることがあります。
自宅にいるため今まで使用していた会社の据え置きの電話にかかってきた電話を取れない、取引先や顧客へ連絡ができないといった問題が起こります。
まずはどんな場合に法人携帯から外線代表番号で発信する必要があるのか見てみましょう。
法人携帯の番号を知られたくない
リモートワークをしている方の中には個人のスマホの番号を取引先や顧客に知られたくないという意見の人も多いのではないでしょうか。
個人情報の観点から考えても当然ですが、法人携帯の番号を知られたくないというケースもあるかもしれません。
法人携帯の番号を取引先に知られると、会社の営業時間外や定休日にも法人携帯に連絡が来てしまう可能性があります。
プライベートを守れなくなることを避けるため、法人携帯であっても番号を知られたくないと感じる方が多いようです。
携帯番号だと信用度が下がることがある
仕事相手の会社の外線代表番号は登録していても、個人の法人携帯の番号は知らない、登録していないという方は多いです。
そんな取引先や顧客に対して、携帯電話の番号でしかやりとりができないと、不審に思われ信用度が下がってしまうこともあります。
登録していない携帯電話番号からの電話には出たくないと考えて、知らない番号から電話が来ても受けないという判断をする方も多く、スムーズなやり取りができなくなってしまう可能性もあります。
固定電話の代わりとして050などから始まる携帯電話番号を取得する方法もありますが、本来使用したい会社の代表番号などの固定電話番号と比べるとやはり信用度が低いため、このような連絡方法はできれば避けたいところです。
携帯で外線代表番号を利用する方法
携帯から外線代表番号を利用するためにはクラウドPBXを利用するという方法があります。
また、発信はできませんがFMCスマホ内線サービスを導入することで固定電話に掛かってきた電話を取り次いで受けられるようになります。
それぞれの特徴は以下の通りです
クラウドPBXを導入する
スマホにクラウドPBXを導入することにより、手持ちの端末がビジネス用のスマホとしても使えるアイテムになります。
会社の外線代表番号にかかってきた電話を手持ちのスマホで取れる、さらに手持ちのスマホから外線代表番号で発信できるというメリットがあります。
会社にかかってきた電話、仕事としてかけた電話の通話料は会社に請求されるようになっているので、手持ちのスマホの本来の回線にかかる料金が変動することはありません。
企業が支払うのは、原則として初期費用、月額基本料金、通話料の3つです。
初期費用にはサーバーの登録、ネット回線の取得、電話機同士を接続するためのシステム設定費用などが含まれます。
注意点として、スマホの種類によっては使えない場合もあるので事前に確認が必要です。
テレワークに最適!クラウドPBXとは?
クラウドPBXは、ビジネスフォンのような電話機能をPCやスマートフォンで利用できるサービスです。
資料ではクラウドPBXのメリットや選び方などをわかりやすく解説しています。テレワークの導入や業務の効率化に興味をお持ちの方は、是非はじめにご確認ください。
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FMCサービスを導入する
FMC(Fixed-Mobile Convergence)サービスは、固定電話と携帯電話が融合したサービスです。
同一キャリアにて内線同士で設定されている固定電話・携帯電話の通話が定額となり、コストの削減が期待できます。
クラウドPBX同様、全国どこからでも取次げるため折り返し対応などの手間を減らせます。
ただしFMCサービスでは、外線代表番号にかかってきた電話に出ることはできますが、外線代表番号としての発信はできません。
外線機能という意味では電話をかけることに支障はありませんが、基本的にはもとの携帯の通信を利用して発信するものであり、相手先に表示される番号も元の携帯の番号となってしまう点には注意が必要です。
最近では、オプションとしてクラウドPBXを複合的に使えるサービスもありますが、別途料金がかかってしまいます。
またFMCサービスを利用するには、携帯電話のキャリアの統一が必要です。
法人携帯で外線代表番号を利用する場合
法人携帯で外線代表番号を利用する場合、固定電話と人数分の会社用の携帯機器が必要です。
これらを使ってクラウドPBXやFMCスマホ内線サービスを導入します。
契約形態はサービスによってさまざまです。
サービスの導入と法人携帯の販売をセットにしているところもあれば、別途導入した端末や既存の端末を利用できる点を特長としているサービスもあります。
後者の場合は法人携帯を用意した上で、クラウドPBXやFMCスマホ内線サービスを開始します。
法人携帯を使用すること自体のメリットには、プライベート用のスマホと会社用のスマホを別々に所持できる点が挙げられるでしょう。
使用する社員たちにとってはオンオフのメリハリをつけやすくなり、かけ間違いなどによるトラブルを未然に回避できるはずです。
なお法人携帯の機能は、通常のスマホと機能に変わりはありません。
会社保有の携帯であるため、導入の際は業務に必要なアプリのインストールなども会社主導でスムーズに進められるようになるはずです。
当社が扱うDialpadを利用するメリット
当社が取り扱うDialpadは、上記でご紹介したクラウドBPXのひとつです。
既存のIP電話やスマホを利用できるだけではなく、アプリをダウンロードして電話番号と紐付けるといった単純な手順ですぐに導入できます。
ここではDialpadを利用するメリットを紹介しますので、ビジネスフォンに関連するサービスをお探しの方はぜひチェックしてみてください。
どの端末からでも外線代表番号からの発信が可能
Dialpadを利用すればスマホやタブレット、PCなど、どの端末からでも外線代表番号からの発信が可能になります。
テレワークや出張中などの会社にいない時でも会社の番号から取引先や顧客に連絡できるため、より円滑でスピーディーなやり取りが実現できます。
発信番号は外線代表番号のほか個別の番号からも発信できるので、シーンに合わせて使い分けが可能です。
豊富な無料機能
通話以外にも、チャットやビデオ通話、三者通話、ボイスメールなど、ユニファイドコミュニケーション機能が多く実装されており、スムーズな意思疎通を実現します。
法人携帯から外線代表番号で発信できるサービスを導入しよう
法人携帯は社員同士のやり取りがスムーズになる、プライバシーを守れるなどのメリットがありますが、そのままでは外線代表番号での発信ができません。
テレワークや自由な働き方が増えてきた昨今、会社の電話からでなければ外線代表番号で発信できないというのは不便です。
法人携帯で外線代表番号から発信するサービスを導入して、法人携帯の可能性をもっと広げましょう。
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