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法人スマホのレンタルの良い点は?
法人スマホを利用する場合、大きく分けてスマホを購入する通常の方法と、スマホをレンタルする方法の2つがあります。
どちらの利用方法にも特徴や良さがありますので、どちらかを選ぶ場合に悩んでしまう方もいるかもしれません。
今回は、法人用スマホのレンタルサービスの良い点についてお話します。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
法人スマホのレンタルの良い点は管理や維持の手間がないこと
打ち合わせ先や出張先からの連絡手段として便利なスマートフォン。
個人で契約しているスマートフォンで取引先や社内とのやりとりをする方もいるかもしれませんが、スマートフォンは法人スマホとして会社で用意することができます。
しかし、法人スマホは導入して維持するのは費用がかかったり、導入する手間がかかったりすることもあります。
例えば、スマートフォンに管理番号をつけて管理する場合、管理番号の割振りや、端末にシールを貼る作業など一連の業務は全て社内で行う必要があります。
また、端末が壊れてしまった場合は、代わりに端末を用意し、壊れてしまった端末を修理、もしくは処分するための手続きをする必要があるでしょう。
このようなコストを削減できるのが、法人スマホのレンタルです。
法人スマホのレンタルであれば必要な時に、必要な分だけ、法人でスマホを使用可能です。もちろん、管理や維持に手間と費用を割く必要もありません。
法人用スマホレンタルで必要になる費用について
法人用スマホのレンタルの場合、台数に応じたレンタル費用が発生します。
法人用スマホレンタルは、毎月5,000円程度のレンタル料で本体を借りることができ、それにモバイルデータ通信として2,000円程度の回線契約代がかかります。
法人用スマホレンタルでは選択した通信量に応じて料金が変わります。
なかには通話料~円分無料といったサービスや、データ量無制限のプランや使用した分だけ支払うプランもあり、使用用途によってプランを選ぶことで、自社にあった最適なプランを見つけることができるでしょう。
トラブル対応なども簡単!トラブル対応や補償について
法人用スマホのレンタルでは、端末が故障した場合に新たな端末が用意されます。
ただし補償の範囲は自然破損・自然故障といった使用者に過失がない場合が一般的です。
破損や故障の原因として使用者の過失が認められた場合は、端末に応じた金額を請求されます。
また、盗難や紛失であっても端末代金が請求されます。
もし、サービスを利用する場合は保障プランというオプションがありますので、活用するのが良いでしょう。
補償プランに加入していれば、盗難や紛失、破損などの際に支払う請求額を抑えられます。
キッティングサービスについて
キッティングサービスとはレンタルのサービスを提供している会社が、端末を貸し出す際に顧客の要望どおりに端末を初期状態から変更し、業務上必要な設定を代行してくれるサービスのことです。
例えば、顧客の会社で使用するアプリケーションを事前にインストールしてくれます。
また、あらかじめ指定した電話番号やメールアドレスを事前に電話帳に登録、業務上必要なサイトをブックマークとして追加しておくというサービスもあります。
このようなサービスを利用すれば、法人スマホをレンタルしたその瞬間から使えます。
オプションとして、管理番号を記載したシールをスマートフォン本体に貼付けるサービスを提供している場合も。
管理番号の付与は、社員への貸し出しと返却の管理がしやすくなる利点があります。
しかし、そのための作業は一台の端末でも手間がかかるため、作業をカットすることで、人的コストの削減になるのです。
法人スマホのレンタルは違約金が発生するケースがある
法人スマホのレンタルの契約期間は、レンタルを提供しているサービスによって異なります。
また、契約期間内に解約する場合の解約違約金についても提供元の会社によってさまざまですが、解約違約金は発生することが一般的です。
契約期間と解約違約金は自社に合ったプランを選ぶポイントとして重要ですので、それぞれのサービスを比べるときに確認しましょう。
法人スマホのレンタルが適した場面
法人スマホのレンタルは最短1日から利用のケースがあります。
そのため、短期間の出張時の連絡手段として、契約するのに適しています。
また、法人スマホのレンタルは大規模なセミナーやイベントのように短期間の催し物における連絡手段としても活用できます。
長期的な利用としては、社員貸出用でレンタルをする会社も多いでしょう。
例えば、取引先や営業の連絡などで頻繁にスマートフォンを利用する社員や、人材派遣会社が派遣社員に貸出を行う場合などが挙げられます。
法人スマホのレンタルには登記簿謄本が必要
法人スマホのレンタルには登記簿謄本が必要です。登記簿謄本は法務局で取得する必要があります。
登記簿謄本の取得には1通につき600円の手数料がかかりますが、インターネットから申し込むことで、手数料を抑えられます。
法人スマホレンタルサービスを行っている主なキャリア
法人スマホのレンタルサービスを行なっている主なキャリアには、下記4つです。
・au
・ソフトバンク
・ワイモバイル
・ドコモ
auのスマホレンタルサービスは広いエリアでつながりやすい
auの法人スマホのレンタルサービスは、幅広いエリアでつながりやすく、4GLTE800MHzの周波数での受信速度も安定している特徴があります。
また、「デバイスサポート for Business with AppleCare Services」というサポートを行っているので、デバイスのトラブルが起こった場合も安心です。
このサポートはiPhone・iPadに関しての問い合わせや端末のトラブルをau(KDDI)の専門スタッフが対応するサービスになります。
Appleデバイスへのキッティング作業を削減できる「Apple Business Manager (Apple提供) 登録サービス by KDDI」というサービスもあります。
こちらは、端末導入時に課題になる初期設定をサポートしてもらうことで、導入時の工数を削減するサービスです。
参照URL:https://biz.kddi.com/service/mobile/service/rentalplus
ソフトバンクとワイモバイルはサポート体制が充実している
ソフトバンクと、そのサブブランドであるワイモバイルが提供する法人スマホレンタルサービスの特徴は、充実したサポート体制です。
両社ともに365日、質問を受け付けているうえに、スマホを使う社員からの質問にも対応しています。
また、ソフトバンクはオプションを申し込むことで、24時間365日のサポートを受けられます。
ドコモはわかりやすい料金体系
ドコモの法人スマホレンタルサービスの特徴は、わかりやすい料金体系です。
・レンタル料+通信・通話料+配送料
の計算で出た数字が利用料金です。
配送料とはドコモはスマホをご自宅・職場まで配送してくれます。
また最短1日から利用できるというのも、ドコモの法人スマホレンタルサービスの特徴です。
さまざまな場面で活用できる法人スマホのレンタル
法人スマホのレンタルサービスの良い点は、購入した場合よりも費用面や人的コストがかかり辛いケースがあるということです。
社内のフローの構築やセキュリティの管理をなるべく少なくして、社用スマホを手軽に始めたい、なるべく早く社用スマホの貸出を開始したい、という企業には相性が良いサービスと言えるでしょう。
ただし、利用する規模や期間、どういった使い方をしたいのかによって、レンタルよりも法人スマホを購入したほうが良い場合もあります。
各サービスの契約内容によっては購入のほうがお得な場合があるかもしれません。
当社では、法人スマホの購入プランとレンタルプランのどちらもご提供しています。
購入プランではソフトバンク、au、ドコモの全キャリア対応、レンタルプランではauのキャリアに対応しています。
例えば、法人スマホのサービスは通常購入が良いのかレンタルが良いか決めかねていたり、相談をしたい場合は、是非お気軽にご相談ください。
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