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法人携帯をスマホにするメリットは？キャリア別のおすすめプランも
法人スマホの導入を検討しているのであれば、キャリアごとの主なプランを知っておくのがおすすめです。格安スマホやレンタルについても理解すれば、比較対象の範囲を広げられるでしょう。法人スマホの導入に関する基礎知識を解説します。
目次
法人スマホのメリットと注意点
従業員の個人の携帯を業務に使ってもらっている企業や、法人携帯としてガラケーを導入している企業は、法人スマホへの切り替えを検討してみましょう。法人スマホのメリットと注意点について解説します。
業務効率化アプリを使える
法人携帯をスマホにすれば、仕事に役立つアプリをインストールできます。通話以外の機能を活用して、業務効率化を図れるのがメリットです。
例えば、メールアプリやチャットアプリを使うことで、外出先でもスムーズにコミュニケーションを図れます。目的地に素早く移動したい場合は、地図アプリが役立つでしょう。文書作成・表計算アプリをインストールしておけば、場所を問わず業務に取り組めます。
法人携帯は会社で各端末を一元管理できるため、全てのスマホに一律で同じアプリを導入することも可能です。アプリを統一することで、従業員同士が情報を共有しやすくなります。
社内のコミュニケーションを促進できる
各従業員が個人の携帯を使っている場合も、通話のみのやりとりしかできない状況では、従業員間でスムーズに情報を共有できない可能性があります。
一方、法人スマホを支給しておけば、さまざまな情報共有手段を使うことが可能です。やりとりや情報共有の正確性・スピードが格段に向上するでしょう。
法人スマホを導入する際は、社内でコミュニティが完結する社内SNSを利用するのがおすすめです。情報共有・進捗管理・コミュニケーションの機能を一つのアプリで満たせるため、結果として業務の効率化につながります。
セキュリティ対策は必須
法人スマホには情報セキュリティの脅威がまとわりつくため、セキュリティ対策が必須です。紛失・盗難・ウイルス感染・人的ミス・不正などのリスクに対策を施し、情報漏洩を防ぐ必要があります。
法人スマホのセキュリティ対策に便利なシステムが、モバイル端末を一元管理できる『MDM（モバイルデバイス管理）』です。MDMを導入すれば、スマホの紛失時に情報漏洩を防げるほか、従業員によるミスや不正のリスクを軽減できます。
さまざまな端末をリモートで一律に管理できる点も、MDMの大きなポイントです。業務に必要なアプリを一括でインストールしたり、管理者が各端末の状況を細かくチェックしたりできるため、セキュリティの強化と併せて生産性の向上も図れます。
【ソフトバンク】おすすめ法人スマホプラン
3大キャリアのおすすめ法人スマホプランとかけ放題オプションを紹介します。まずは、ソフトバンクのおすすめプランを確認しましょう。
データ通信量を問わない「メリハリ無制限」
ソフトバンクの『メリハリ無制限』は、データ容量を気にせず使えるプランです（※1※2）。月額7,238円（税込）で利用できます。
データ利用量が3GB以下（※3）の月は、自動で1,650円（税込）割引されるため、月額料金は5,588円（税込）です。
通話料は30秒あたり22円（税込）の従量課金です（※4）。通話が多い従業員には、以下の通話オプションを付けるとよいでしょう。
- 定額オプション+（国内通話が24時間無料（※5））：月額1,980円（税込）
- 準定額オプション+（1回5分以内の国内通話が無料（※5））：月額880円（税込）
※1 時間帯により速度制御する場合があります。
※2 データシェアとテザリング合計でデータ容量30GBまで使えます（30GBを超えると低速化します）。
※3 動画・SNS放題対象サービスの利用分も含めて3GB以下の場合。
※4 一部対象外の通話もあります。
※5 国際ローミング通話料・国際電話通話料・ソフトバンク衛星電話サービス・おしらべダイヤル・0180・0570など、他社が料金設定している番号への通話料、番号案内（104）、留守番電話プラスの伝言再生などは、無料通話の対象外です。その他当社が指定する番号（他社が提供する電話サービスの利用にあたり接続する特定電話番号宛の通話）では、本サービスの提供目的から逸脱していることから、無料通話対象外に指定しています。
参考：メリハリ無制限 | 法人のお客さま向け料金 | 法人向け | ソフトバンク
通信が少ないなら「ミニフィットプラン+」
データ通信量が少ない法人に向いているプランが『ミニフィットプラン+』です。通信量が多くなるほど料金が高くなります。月額料金は以下の通りです。
- ～1GB：3,278円（税込）
- ～2GB：4,378円（税込）
- ～3GB：5,478円（税込）
月のデータ通信量が3GB以下なら、メリハリ無制限より月額料金を低く抑えられます。月の通信量が3GBを超えた場合は、請求月末まで通信速度が送受信時に最大128kbpsに低速化します。
通話料はメリハリ無制限と同様の従量課金のため、通話時間も気にせず利用したい場合は、通話量に合わせて通話オプションを付けましょう。
参考：ミニフィットプラン＋ | 法人のお客さま向け料金 | 法人向け | ソフトバンク
【ドコモ】おすすめ法人スマホプラン
ドコモの法人プランにも、データ量無制限プランと使った分だけ支払えるプランがあります。通話オプションと併せてチェックしておきましょう。
60GBまで使える「ギガホ プレミア」
『ギガホ プレミア』は、データ通信量が月額料金に含まれた、ドコモの大容量料金プランです。4G回線対応の『ギガホ プレミア』と、5G回線対応の『5Gギガホ プレミア』があります。
月に60GBまで使えるギガホ プレミアの月額料金は7,205円（税込）です。各種割引が適用されれば、月額5,918円（税込）で利用できます。
データ量無制限の5Gギガホ プレミアは、月額料金が7,315円（税込）、割引適用後の月額料金は6,028円（税込）です。4Gエリアでもデータ量無制限で利用できます。
国内通話料は、社員（※1）間通話が無料、社員（※1）以外への通話は30秒あたり22円（税込）です。通話オプションは以下の2種類があります。
- かけ放題オプション（国内通話無料）：月額1,870円（税込）
- 5分通話無料オプション（5分以内の国内通話が無料（※2※3））：月額770円（税込）
※1「社員」とは、同一「ビジネス通話割引」グループをさします。
※2 海外での発着信、「WORLD CALL」、「SMS」、（0570）（0180）などの他社接続サービス、（188）特番、（104）の番号案内料、衛星電話／衛星船舶電話、ドコモが指定する電話番号（機械的な発信などにより、長時間または多数の通信を一定期間継続して接続する電話番号）などへの発信は定額の対象外となり、別途料金がかかります。
※3 1回あたり5分以内の通話が、回数無制限で定額対象となります。ただし、1回あたりの通話時間が5分を超過した場合、超過分について30秒ごとに22円（税込）の通話料がかかります。
参考：ギガホ プレミア | ドコモビジネス｜NTTコミュニケーションズ 法人のお客さま
参考：5Gギガホ プレミア | ドコモビジネス｜NTTコミュニケーションズ 法人のお客さま
使った分だけ支払い「ギガライト」
データを使った分に応じて支払えるプランが『ギガライト』です。料金は同じですが、4G回線対応プランと5G回線対応プランの2種類があります。
ギガライトの月額料金（各種割引適用後）は以下の通りです（※）。
- ～1GB：2,178円（税込）
- ～3GB：3,278円（税込）
- ～5GB：4,378円（税込）
- ～7GB：5,478円（税込）
当月のデータ使用量が7GBを超えた場合、通信速度は送受信時に最大128kbpsとなります。通話が多い従業員のプランには、通話オプションを追加するとよいでしょう。
※ 毎月のデータ使用量に応じて金額が変動します。
参考：ギガライト | ドコモビジネス｜NTTコミュニケーションズ 法人のお客さま
参考：5ギガライト | ドコモビジネス｜NTTコミュニケーションズ 法人のお客さま
【au】おすすめ法人スマホプラン
auの法人向けスマホプランにはどのようなものがあるのでしょうか。代表的な2種類のプランと通話オプションを紹介します。
通信量無制限「使い放題MAX」
auの『使い放題MAX』は通信量無制限（※1）のプランです。『使い放題MAX 4G』と『使い放題MAX 5G』の2種類に分かれており、5Gプランは一部エリアでの提供となっています。いずれも各種割引適用後は、月額4,928円（税込）で利用が可能です。
国内通話料は別途30秒につき22円（税込）がかかります。通話オプションは以下の通りです。
- 通話定額2（国内通話が24時間かけ放題（※2））：月額1,980円（税込）
- 通話定額ライト2（1回5分以内の国内通話が24時間かけ放題（※2））月額880円（税込）
※1 テザリングなどのデータ容量は合計30GBまで。混雑時など通信制御を行う場合があります。
※2 0570 （ナビダイヤル）・衛星船舶電話など、かけ放題の対象外となる通話があります。
参考：使い放題MAX 5G／4G | 料金・割引：スマートフォン・携帯電話 | au
料金が3段階で変わる「ピタットプラン」
データ通信量に応じて月額料金が段階的に変わるプランが『ピタットプラン』です。『ピタットプラン 5G』と『ピタットプラン 4G LTE（新auピタットプランN）』の2種類があり、いずれも同じ月額料金が設定されています。
各種割引が適用された場合、通信料ごとの月額料金は以下の通りです。
- ～1GB：2,178円（税込）
- 1GB超～4GB：3,278円（税込）
- 4GB超～7GB：4,928円（税込）
データを使った分だけ支払えば済むため、通信量が少ない会社におすすめです。通話に関しては、30秒につき22円（税込）の国内通話料が別途かかります。
参考：ピタットプラン 5G | 料金・割引：スマートフォン・携帯電話 | au
参考：ピタットプラン 4G LTE（新auピタットプランN） | 料金・割引：スマートフォン・携帯電話 | au
格安スマホは法人で契約できる？
格安スマホの種類によっては、法人で契約できるケースもあります。法人携帯として格安スマホの導入を検討する場合は、大手キャリアとの違いを理解しておくことが大切です。
法人契約が可能な格安スマホ
法人契約ができる代表的な格安スマホとして、以下が挙げられます。
法人携帯として格安スマホを導入する場合は、各社のプランを比較した上で、自社の利用環境に合った料金プランを選びましょう。
格安スマホの種類によっては、通信回線を選べるケースもあります。各通信回線の特徴は以下の通りです。
- ソフトバンク：通信速度が速い
- ドコモ：利用可能エリアが広い
- au：電波の安定性が高い
ただし、必ずこの通りになるとは限らないため、あくまでも目安として覚えておきましょう。
大手キャリアとの違い
格安スマホの最大のメリットは、大幅なコストカットを図れる点です。海外で利用可能な端末が多いため、国外で仕事をする機会が多い職種にも向いています。
一方、格安スマホでセキュリティを強化したい場合は、有料プランに加入しなければならないでしょう。通信速度が遅くなりやすい点も、格安スマホのデメリットです。
通話品質の高さや通信速度の速さ、強固なセキュリティを求めるなら、大手キャリアを選ぶのが無難です。とにかくコストの安さにこだわるなら、格安スマホも比較検討してみましょう。
法人スマホはレンタルも可能
法人スマホはレンタルで導入することも可能です。法人携帯のレンタルには、さまざまなメリットがあります。大手キャリアのスマホレンタルサービスも確認しましょう。
レンタルを選択するメリット
法人スマホをレンタルで導入すれば、端末の購入代金がかからないため、初期費用を抑えられます。購入するより安く利用できるのがメリットです。
1日のみや1カ月のみなど、短期で利用したい場合にも向いています。法人スマホのレンタルは契約期間の縛りがないケースが多く、急にスマホが必要になったという場合にも柔軟に対応してもらえるでしょう。
法人スマホをレンタルすると、キャリアごとに専用ヘルプデスクを利用できるようになります。法人に特化したさまざまなサービスを利用することが可能です。
大手キャリアのスマホレンタルサービス
法人スマホのレンタルサービスを提供しているキャリアは、以下の通りです。
スマホレンタルサービスを比較する際は、キャリアごとのサービス内容を確認しましょう。例えば、ドコモなら最短1日から必要な日数だけ利用可能、ソフトバンクはクオリティの高い専用ヘルプデスクが強みです。
まとめ
法人スマホを導入すれば、業務効率化アプリを使えるようになります。社内のコミュニケーションを促進できる点もメリットです。
キャリア別のおすすめ法人スマホプランをチェックし、自社に合ったプランを選びましょう。スマホのレンタルも選択肢に含めて検討するのがおすすめです。
法人スマホの導入を検討する場合は、ベルパークに相談しましょう。各キャリアの法人携帯に対応しており、自社の状況に合わせて最適なプランの提案を受けられます。
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