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用途別、法人向けアプリ23選。必要な機能に絞り込んで選定を
法人向けアプリ導入の際は、業務内容との関連性や利用頻度の高さを考える必要があります。働き方に合ったアプリは従業員の業務効率を向上させ、最終的には会社にプラスの効果をもたらすでしょう。多くの法人が活用するおすすめアプリを用途別に紹介します。
目次
法人スマホ・ビジネス向けアプリの活用術
(出典) photo-ac.com
法人スマホのメリットは、ビジネスに役立つアプリがインストールできることです。とはいえ、アプリの選定を誤ったり管理を従業員に任せっぱなしにしたりすれば、思わぬトラブルを引き起こす可能性もあります。アプリを安全かつ有効に活用するためのポイントを見ていきましょう。
社内連絡の円滑化、業務効率化に
法人向けアプリの多くは、コミュニケーションの円滑化や業務効率の向上を目的としています。一つの機能に特化したアプリもあれば、複数の機能を併せ持つアプリもあるため、社内のニーズに合わせて最適なものを選びましょう。
例えば、ビジネスチャットアプリを活用すると、社内や取引先との間で正確で迅速な情報共有が可能となります。タスク管理やスケジュール共有ができるグループウエアを導入すれば、社内の生産性はさらに向上するはずです。
ただし、多くの従業員がスマホアプリを活用すると、情報漏えいのリスクが高まります。データは個々の端末で管理せずにクラウドサービスを活用する、利用のルールを明確にしておくといった工夫も必要です。
選定のポイント
アプリの種類は多岐にわたるため、業務に必要なものだけをピックアップする必要があります。選定の際は『移動時などの空き時間に活用すること』を前提にしましょう。外出先で済ませる必要がない作業であれば、パソコンツールのみで十分です。
月に1~2回程度しか使用しないアプリを導入することのないよう、利用頻度が高く、かつ業務効率の向上に確実に寄与するものを厳選しましょう。
せっかく導入をしても従業員が使いこなせなければ意味がないため、操作性の高さも重要なポイントです。
アプリの追加・削除方法
法人スマホを導入するに当たっては、管理者側で初期設定を行う必要があります。アプリのインストールをはじめ、スマホのセットアップは基本的にキャリアとの契約に含まれません。
端末ごとにGoogleアカウントやApple IDを使用してアプリをインストールしなければならず、従業員が多いほど手間がかかるのが実情です。
初期設定の手間を省きたい場合は、各端末のアプリを管理者側で一括管理できる『MAM(モバイルアプリケーション管理)』ツールを活用するのがおすすめです。MAMでは以下のような操作を遠隔でまとめて行えます。
●アプリの追加・削除
●アプリの使用許可・使用禁止
●アップデート
これらの作業を一括で済ませれば、管理の手間を大きく削減できるでしょう。
コミュニケーションアプリ
(出典) photo-ac.com
スマホのコミュニケーションアプリには、テキストや音声などの形式で互いにメッセージが発信できる機能が搭載されています。グループチャットや資料の添付・タスク登録などができるアプリなら、業務がより円滑になるでしょう。
Slack
Slackは組織やプロジェクトごとにチャンネルを設定し、その中のメンバー同士でやり取りできるツールです。
チャット履歴が残るので、途中からメンバーが新たに加わってもすぐに経緯を把握できます。知識やナレッジを蓄積するツールとしても役立つでしょう。
月額0円のフリープランでは、直近のメッセージを1万件まで閲覧できます。メッセージを無制限に閲覧したい・連携をより強化したいという場合は、有料プランを検討しましょう。
●アプリ名:Slack
●価格:無料(アプリ内課金あり)
●App Store:ダウンロードページ
●Google Play:ダウンロードページ
InCircle
InCircleは、企業や学校・官公庁などを対象とした日本製のアプリです。端末・通信経路・サーバーに暗号化技術を採用することで、情報漏えいやハッキングのリスクを限りなくゼロに近づけています。
メインのトーク機能は、1対1のチャットとグループチャットに対応しています。目的別にトークルームが作成できるため、同時進行のプロジェクトがあっても内容が入り乱れる心配がありません。
ベーシックプランのディスク容量は1契約ライセンス当たり1GBです。
●アプリ名:InCircle
●価格:無料(アプリ内課金あり)
●App Store:ダウンロードページ
●Google Play:ダウンロードページ
WowTalk
WowTalkは、2021年3月時点1万社以上が導入している国産のビジネスチャットアプリです。管理者が全社員のアカウントを一括管理する仕様になっています。機能の有効範囲を従業員一人ひとりの権限に合わせてカスタマイズすれば、重要な情報を扱う会社でも安心して使用できるでしょう。
22カ国語に対応した翻訳機能も付いており、グローバルビジネスにおける言葉の壁をクリアできます。シンプルかつ直感的な操作も魅力です。
●アプリ名:WowTalk -ワウトーク-
●価格:無料(アプリ内課金あり)
●App Store:ダウンロードページ
●Google Play:ダウンロードページ
Chatwork
Chatworkは、国内のビジネスチャットの中でも圧倒的な利用数を誇ります。導入企業は36万5,000社を突破しており、活用されている業界も多様です。
メイン機能としては『チャット』『ビデオ/音声通話』『タスク管理』『ファイル管理』の四つが挙げられます。
チャットは案件ごとにグループの作成が可能です。
タスク機能では、担当者を指定してタスクを設定すると相手に通知が届きます。割り振られた人がタスクを完了させると追加した人にも通知が飛ぶため、進捗状況を把握し合いながら仕事を進められる点が魅力です。
1ユーザーごとに3プランから選択できて無駄がありません。初めて導入するなら、まずは月額0円で使える『フリー』プランを試してみましょう。有料プランにも1カ月間の無料トライアル期間があります。
●アプリ名:Chatwork
●価格:無料(アプリ内課金あり)
●App Store:ダウンロードページ
●Google Play:ダウンロードページ
LINE WORKS
コミュニケーションアプリ『LINE』のビジネス版です。2021年12月時点では約35万社が導入しています。
2021年に実施された調査では、10〜40代の全年代でLINEの利用率が90%を超えました。多くの従業員にとってなじみ深いUIのツールであれば、導入に当たって研修する手間が省けるでしょう。
グループメンバーとノートやフォルダ・予定が共有できるため、共同プロジェクトが円滑に進みます。社内通知ができる掲示板もあり、うまく活用すれば情報漏れによるトラブルが大きく低減するはずです。
プランは無料の『フリー』の他、有料の『スタンダード(月額契約で月495円/ユーザー)』と『アドバンスト(月額契約で月1,056円/ユーザー)』があります。年額契約では月額契約より割安です。
●アプリ名:LINE WORKS – ビジネスチャット
●価格:無料(アプリ内課金あり)
●App Store:ダウンロードページ
●Google Play:ダウンロードページ
参考:令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>|総務省情報通信政策研究所
メモ・タスク管理ができるアプリ
(出典) photo-ac.com
チームプロジェクトにおいては、メンバー同士でその日のタスクや進捗状況をタイムリーに共有し合うことも重要です。メモやタスクがスマートに管理できるアプリを紹介します。
Notion
作業やプロジェクトごとに情報管理ツールが変わり、煩わしさを感じた経験はないでしょうか?
Notionは、仕事で使うツールをひとまとめにしたエディターです。『メモ』『タスク管理』『Wiki・Todoリスト』『カレンダー』などが一つのアプリにまとまっているため、情報の整理や共有を効率化できます。
ドラッグ&ドロップでの直感的な操作により、外出先でも手早くメモを編集できるでしょう。ビジネス利用は有料ですが、無料のトライアルがあります。
●アプリ名:Notion – notes, docs, tasks
●価格:無料(アプリ内課金あり)
●App Store:ダウンロードページ
●Google Play:ダウンロードページ
Evernote
Evernoteは『多機能メモアプリ』という位置付けのツールです。メモといっても写真や動画から音声ファイルまで保存できるため、アイデアの記録帳として活用する人も少なくありません。ウェブページをそのままノートにクリップし、テキストを書き込むこともできます。
社内では、議事録やマニュアルの作成・タスク管理に重宝するでしょう。タスクごとに期日やリマインダーをセットすれば、期限までに済ませたい用事を忘れません。作成したノートブックは、ワークチャットや公開リンクなどで共有が可能です。
●アプリ名:Evernote
●価格:無料(アプリ内課金あり)
●App Store:ダウンロードページ
●Google Play:ダウンロードページ
Stock
Stockはチームのさまざまな情報を1カ所に集約できる情報共有ツールで、主な機能は、『ノート』『タスク』『メッセージ(チャット)』の三つです。
操作がシンプルで簡単なため、商談のメモや議事録を残すのにも時間がかかりません。作成したメモを見ながら、メンバーとチャットでやり取りすることも可能です。
有料プランではノートの編集履歴がバックアップされ、いつでも閲覧できます。閲覧・編集・削除の権限も個別に付与できるので、情報の漏えいや改ざんのリスクを低減できるでしょう。
●アプリ名:Stock(ストック)-チームの情報を最も簡単に残せるツール
●価格:無料(アプリ内課金あり)
●App Store:ダウンロードページ
●Google Play:ダウンロードページ
Jooto
プレスリリースサイトでおなじみの『PR TIMES』が提供する、タスク・プロジェクト管理ツールです。
タスク管理には、ボードに貼った付箋を未着手・着手などのカテゴリーに分けていく『カンバン方式』が採用されています。スケジュール管理はガントチャート式なので、チームメンバーの進捗状況が一目瞭然です。
基本操作はドラッグ&ドロップのみと、複雑な操作は必要ないため、すぐに使いこなせるでしょう。
●アプリ名:Jooto(ジョートー) タスク・プロジェクト管理ツール
●価格:無料(アプリ内課金あり)
●App Store:ダウンロードページ
●Google Play:ダウンロードページ
資料共有に役立つアプリ
(出典) photo-ac.com
メールによる資料のやり取りはサーバーの容量を圧迫する上、誤送信にもつながります。オンラインストレージサービスを活用すれば、資料は常に1カ所にプールされる上、ネットワークにも負荷がかかりません。資料共有がスムーズになる定番のアプリを紹介します。
Googleドライブ
Googleによるオンラインストレージサービスで、文書ファイルはもちろん、画像や動画なども保存・共有が可能です。
例えば、スマホ内にある画像や資料をチームメンバーに共有したい場合は、Googleドライブの共有フォルダ内にファイルをアップロードすれば作業は完了します。複数の人に同時に共有できる上、ドライブ上でデータの編集も可能です。
ビジネス用途には、無料版ではなく有料のグループウエア『Google Workspace』の1サービスとして使う選択肢があります。公式で最も人気が高いとされている『Business Standard』プランでは、1ユーザー当たりの月額は1,496円、クラウドストレージの容量は2TBです。
●アプリ名:Google ドライブ – 安全なオンライン ストレージ
●価格:無料(アプリ内課金あり)
●App Store:ダウンロードページ
●Google Play:ダウンロードページ
Box
非常にレベルの高いセキュリティーシステムを有するオンラインストレージサービスで、日本では文部科学省をはじめ、多くの公的機関・大学・企業がBoxのシステムを導入しています。
閲覧・編集・ダウンロード・アップロードなどの可否をユーザーごとに7段階で設定できる、『アクセス権限設定機能』も魅力です。
Boxの強みはセキュリティーだけではありません。Salesforceをはじめとしたさまざまな外部サービスと連携でき、シームレスな情報の共有・保存を実現します。
●アプリ名:Box: コンテンツクラウド
●価格:無料(アプリ内課金あり)
●App Store:ダウンロードページ
●Google Play:ダウンロードページ
OneDrive
OneDriveは、Microsoftが提供するオンラインストレージサービスです。同社のMicrosoft Officeを導入している会社なら、Word・Excel・PowerPointなどで作成した資料をリアルタイムで共同編集できるようになります。
スマホやタブレットがあれば外出先からでも閲覧・編集が可能なので、情報の共有漏れがなくなるでしょう。外回りの際にUSBデータや資料を持ち歩かずに済み、情報漏えいのリスクも低減します。
OneDriveには家庭向けと一般法人向けのプランがあります。一般法人向けの『OneDrive for Business(Plan 1)』は1ユーザー当たり月額594円~です。
●アプリ名:Microsoft OneDrive
●価格:無料(アプリ内課金あり)
●App Store:ダウンロードページ
●Google Play:ダウンロードページ
Dropbox
アメリカのDropbox, Inc.が提供するオンラインストレージサービスで、ファイルの共同編集や情報の共有をスピーディーにする機能が強みです。
複数人とデータを共有したいときは、専用のフォルダにファイルをドラッグ&ドロップするだけなので、操作に抵抗を覚える従業員は少ないでしょう。
社内のNAS(ネットワーク型接続ストレージ)のフォルダをDropboxと連携させれば、外出先でもNAS内にあるファイルの閲覧が可能です。デバイス間でのデータ移動の手間がいらず、情報の持ち出しによるトラブルも回避できるでしょう。
Dropboxのファイルの保存には暗号化技術が使用されており、セキュリティー対策は万全です。安全性をより強化するため、『2段階認証』を有効にしておくことをおすすめします。
ビジネス向けのプランは3種類で、それぞれ容量や搭載機能が異なります。チーム向けプランで最もリーズナブルな『Standard』は、1ユーザー当たり月額1,650円で、容量は5TBです。無料トライアルから始めれば、導入の失敗が減るでしょう。
●アプリ名:Dropbox クラウド ドライブ: 写真保存&動画シェア
●価格:無料(アプリ内課金あり)
●App Store:ダウンロードページ
●Google Play:ダウンロードページ
営業活動を効率化できるアプリ
(出典) photo-ac.com
2020年からの新型コロナウイルス感染症拡大により、対面での商談が制限され、クライアントとの間に隔たりを感じている営業担当者は多いでしょう。
オンラインでの営業活動、出先で緊急対応が必要になったときやPCトラブル発生のときにも活用可能な、法人スマホで使えるWeb会議アプリを紹介します。
Zoom
Zoomは複数人が同時に参加できるオンラインミーティングツールで、ビジネスはもちろんプライベートで利用する人も少なくありません。
Zoomは他社のビデオ通話アプリに比べるとデータ通信量が少なく、映像や音声が安定しているのがメリットです。
『画面共有機能』やZoomのホワイトボードに書き込んだ情報が共有できる『ホワイトボード機能』などが搭載されており、ミーティングやプレゼンテーションをよりスムーズに進められるでしょう。
無料プランではミーティングに40分間の時間制限があります。複数の料金プランがあるため、内容を比較した上で自社に合ったプランを選択しましょう。
●アプリ名:ZOOM Cloud Meetings
●価格:無料(アプリ内課金あり)
●App Store:ダウンロードページ
●Google Play:ダウンロードページ
Microsoft Teams
TeamsはMicrosoftが提供する業務効率化ツールです。Officeアプリとの連携が可能で、『タスク管理』『情報共有』『資料の編集』『スケジュール管理』『メッセージのやり取り』が一つのアプリ内で完結します。
Microsoft Teamsの強みは、豊富なコミュニケーション手段です。メッセージのやり取りはもちろん、グループチャットや会議・オンラインイベントも開催できます。
所属部門やクライアントごとにチャネルを設定すれば、商談や会議がよりスムーズに進むでしょう。
無料のプランの会議は最長60分間です。『Microsoft Teams Essentials』の有料プランにアップグレードすると、最長30時間の会議が無制限に行えるようになります。有料プランは全部で3種類あるため、ニーズに合ったものを選びましょう。
●アプリ名:Microsoft Teams
●価格:無料(アプリ内課金あり)
●App Store:ダウンロードページ
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情報収集・学習に役立つアプリ
(出典) photo-ac.com
従業員のパフォーマンスを高めるには、業務に関連する情報の収集や学習を助けるツールの導入も求められます。ビジネスパーソンの成長に役立つアプリには、どのような種類があるのでしょうか?
日経電子版Pro
日経電子版Proは、日本経済新聞社が配信する法人向けの電子新聞です。金額は1ライセンス当たり月額6,600円ですが、個人向けにはない機能やコンテンツが豊富です。
日本経済新聞や日経電子版記事の他に、『日経産業新聞』『日経MJ』『日経ヴェリタス』の閲覧ができるため、ビジネスの動向を多方面から把握できるでしょう。
『キーワード登録』の機能を活用すると、気になる記事が自動的に収集される点も優秀です。収録されている企業情報は約2万社で、各社の主要指標や最新ニュースもいち早くチェックできます。
●アプリ名:日本経済新聞 電子版
●価格:無料(アプリ内課金あり)
●App Store:ダウンロードページ
●Google Play:ダウンロードページ
flier
flierはビジネス書を中心とした本の要約サービスです。要約なら10分程度で読めるため、多忙でもビジネストレンドはチェックしておきたい営業パーソンの成長に役立つでしょう。
flier法人版では、1年間に専門家や有識者が選んだ365冊の良書を紹介しています。要約の音声版もリリースされており、効率よくインプットができるのが魅力です。立ち読み感覚で幅広い知識が吸収できる上、良書に出会うきっかけも得られるでしょう。
ベルパークでは、flierを含むサービスをパッケージ化した『スマート福利厚生』を提供し、企業の人材確保と従業員の定着をサポートしています。料金やサービス内容はプランによって異なるため、詳細はベルパークの担当者にお問い合わせください。
●アプリ名:本の要約 フライヤー/ビジネス書・読書 本の要約アプリ
●価格:無料(アプリ内課金あり)
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従業員が出退勤打刻ができるスマホアプリ
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従業員のスマホに『勤怠管理アプリ』をインストールすると、スマホが打刻機やタイムカードの代わりとなります。勤務場所を問わずに打刻できるようになるため、直行直帰が多い営業担当者やリモートワークを導入する会社にとってメリットが大きいでしょう。
打刻から給与計算までの一連の業務がシステム化され、経理担当者の業務負荷も大きく軽減されるはずです。
HRMOS勤怠
中小企業・ベンチャー企業を中心に約4万社が導入している勤怠アプリです(2022年4月末時点)。
打刻方法が豊富で、SlackやLINE、LINE WORKSの画面からも打刻できます。有料プランでは申請・承認に漏れがあればプッシュ通知が届くため、打刻忘れを防げるでしょう。
無料プランは人数に関わらず月額0円ですが、機能は限定されます。有給休暇の自動付与機能や勤怠アラート機能といったプラスアルファの機能を求めるのであれば、有料プランの導入がおすすめです。
全社で月額4,180円〜の人数に応じた料金プランです。
●アプリ名:【HRMOS勤怠】勤怠アプリ
●価格:無料(アプリ内課金あり)
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KING OF TIME
KING OF TIMEの特徴は、位置情報を基にアプリに特定の動作をさせる『ジオフェンシング』という技術が採用されていることです。ジオフェンシングにより、打刻可能な位置の範囲を設定できるようになっています。
直行直帰の営業担当者の場合、口頭による勤怠管理では、さぼりや虚偽報告の懸念もあるでしょう。
KING OF TIMEでは、『勤務地から半径〇メートル以内のみ打刻可能』といった設定が可能なため、ごまかしが利きません。管理者は、従業員の位置をリアルタイムに把握できます。
料金は1人当たり月額330円~です。登録人数ではなく毎月の打刻人数にのみ課金される仕組み(打刻人数×330円)なので、コストが抑えられます。まずは30日間無料体験を試してみましょう。
●アプリ名:GPS勤怠管理 for KING OF TIME【従業員用】
●価格:無料(アプリ内課金あり)
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スマホを固定電話代わりに使えるアプリ
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在宅勤務時や外回りでは、スマホから顧客やクライアントに電話をするケースがあるでしょう。スマホを固定電話代わりに使えるアプリを導入すると、会社の電話番号での発着信が可能となります。
クラコールPBX
クラコールPBXは、手持ちのスマホで固定電話番号の発着信ができるようになるクラウドPBXサービスです。インターネットを介して通話する為、場所に縛られず様々なビジネスシーンで活用されています。
工事・電話機不要、初期費用0円で導入でき、月額基本料も980円(税抜き、1ユーザーつき)からとなっており、6ユーザー目以降基本料無料で何人使ってもMAX4,900円(税抜き)です。
外回りをする社員が多くて着信を取ることが難しい場合や、会社の電話コストをなるべく抑えたい場合などに役立ちます。スマートフォンからの発信でも着信先には会社の電話番号が表示されるため、テレワークが多い企業様にも最適です。
クラコールの詳細はこちら
ご利用いただけるアプリ一例(別企業サービス)
●アプリ名:Cloud Softphone
●価格:無料(アプリ内課金あり)
●App Store:ダウンロードページ
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Miitel
Miitelは、音声解析AIを搭載したクラウド型IP電話です。パソコンとネット環境があれば、固定電話がなくても電話業務ができるようになるため、リモートワークで重宝します。
アプリをインストールしたスマホでは、パソコン版と同じ電話番号での発着信が可能です。自動全文文字起こしや文字起こし要約機能・録音データの抜粋共有が可能で、取引先との間や社員間で言った・言わないのトラブルが起こるのを防げます。
AIを活用した音声解析システムが、電話内容や話し方を解析する機能もあるため、テレアポの成約率向上にもつながるでしょう。
●アプリ名:MiiTel Phone Mobile
●価格:無料(アプリ内課金あり)
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uniConnect Cloud
IP電話を導入したものの、安定性や音質に不満を感じている会社におすすめなのが、キャリアの携帯通話回線を利用したuniConnect Cloudです。
キャリアが確保した音声帯域を使用するため、IP電話回線を利用する通話アプリよりも音質が安定しているのが特徴です。やり取りの途中で途切れる心配が少なく、ビジネスが円滑に進みます。
取り込み中で電話が取れないときは、アプリ上で転送や留守番電話の設定をしておくことで機会損失を防げます。キャリアの留守番電話サービスなどを契約せずに済むため、通信コストの削減にもつながるでしょう。
最低契約期間は1年間で、料金はユーザー数によって変わります。2週間の無料トライアルで使い勝手を確認しましょう。
●アプリ名:uniConnect4・uniConnect3+
●価格:無料(アプリ内課金あり)
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Dialpad
Dialpadは、従業員のテレワークや在宅勤務をサポートする『クラウドビジネスフォン』です。
従業員のパソコンやスマホで会社の固定電話にかかってきた電話を受けられるので、電話応対のためにオフィスに居残る必要がありません。スマホから会社の固定電話の番号で発信することもできます。
音声通話の他に『ビデオ通話』『チャット』『グループチャット』の機能も備えており、相手に合わせたコミュニケーションが選択できる点も優秀です。
初期費用は0円で、料金は1ユーザー当たり月額1,100円~となっています。社員間通話料に通信コストがかからないため、従業員同士でやり取りする機会が多い会社では特に重宝するでしょう。
●アプリ名:Dialpad
●価格:無料(アプリ内課金あり)
●App Store:ダウンロードページ
●Google Play:ダウンロードページ
まとめ
社用スマホやアプリを業務に導入すると、従業員の私的利用が増えるのではないかと懸念する管理者もいます。しかし、業務に必要なものだけを厳選した上で管理者側がしっかりと制御すれば、スマホ・アプリの導入は業務効率や生産性の向上に大きく寄与するでしょう。
目的別のアプリの種類と自社の課題を照らし合わせて、最適なものをピックアップする取り組みが必要です。
法人スマホの契約と同時にアプリも導入したい場合は、一度ベルパークにご相談ください。各会社の状況に応じた最適なプランやサービスを提案します。