法人携帯で契約した端末でもSIMロック解除は可能?

法人携帯

大手キャリア契約で購入したスマホなどの端末には、他キャリアのSIMカードが使用できないようにロックされています。

しかし、法人名義で契約した端末についても一定の条件を満たしていればSIMロックを解除できます。

 

法人携帯のSIMロックを解除することで、現在使用している端末を利用してMNPの適用が可能に。

MNPとは、電話番号を変更することなく移転先のキャリアサービスを利用できる制度のことです。

 

これらの制度を上手く利用することで、法人携帯にかかる経費を削減できるでしょう。

本記事では法人携帯のSIMロック解除について、その方法やメリット、注意点などを解説します。

 

大手キャリア契約で購入した法人携帯でもSIMロック解除が可能

法人で契約した携帯であっても、一定の条件を満たすことでSIMロックを解除することが可能です。
以前は、ドコモやau、ソフトバンクなど、大手キャリアで契約した端末については、SIMロックが解除できない制度が採られていました。

しかし、2010年に総務省が策定した「SIMロック解除に関するガイドライン」によって、2015年5月以降に発売された端末であれば、任意でのSIMロック解除が可能に。[注1]

 

[注1]総務省:SIMロック解除に関するガイドライン

SIMロックは端末にかけられた利用制限のこと

SIMロックとは、キャリア契約で購入した端末に制限をかけ、他キャリアで提供しているSIMカードが使えない状態になっていることです。
例えば、ドコモで購入したiPhoneにソフトバンクのSIMカードを入れても、ソフトバンクのキャリア回線を利用した通話やインターネットはできません。

そのため、SIMロックがかかった端末を他キャリアのSIMカードを利用したい場合は、端末にかけられた利用制限を解除する必要があります。

SIMロック解除のメリットは格安SIMが使用できる点

法人携帯のSIMロックを解除することで得られるメリットとしては、ほかの大手キャリアだけでなく、MVNO(仮想移動体通信事業者)提供の格安SIMに乗り換えることができる点が挙げられます。

 

格安SIMは、その名の通り月々の使用料金がリーズナブルなため、法人携帯にかかる通信費用を抑え、コスト削減につなげることが可能です。

また、SIMロックを解除しておくことで、出張で海外に行った際も便利です。

 

SIMフリーの状態にしておけば、現地のキャリアと契約できるため、海外出張用に新たな携帯を用意する必要がありません。
法人携帯を複数持っている場合は、1回線だけでもSIMロックを解除しておくと何かと便利でしょう。

 

法人携帯のSIMロックを解除する方法

法人携帯のSIMロックを解除する方法は「契約しているキャリアの店舗や電話で解除を依頼する方法」と、「各キャリアのウェブサイトから自分で解除する方法」の2つが一般的です。

それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

店舗に持っていけば安心だが手数料がかかる

法人携帯を契約しているキャリアの店舗に持参、または専用の申込み窓口の電話して、スタッフにSIMロック解除を依頼する方法です。

 

プロに依頼することでトラブルを回避し、安心してSIMロックを解除できます。

一方でデメリットは、手数料がかかることでしょう。例えば、ドコモで契約している端末の場合、店頭でSIMロック解除を依頼すると、3,300円の解除手数料がかかります。[注2]

 

手数料はキャリアによって異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

 

[注2]ドコモ『SIMロック解除』

 

発売時期によってはウェブサイト上で解除できない場合もある

SIMロックの解除は各キャリアのウェブサイト上から自分で手続きすることも可能です。この場合、解除手数料はかかりません。

 

普段からウェブサイト上で契約内容を確認したり、プラン変更をしたりしている人であれば、短時間で手続きを完了できるでしょう。
ただし、端末の発売時期が2015年5月以前だった場合、ウェブサイト上でSIMロック解除ができないものもあるため注意が必要です。

 

一連の手続き完了後にSIMカードを入れ替える際に必要な専用パスワードが発行されます。

このパスワードを端末に入力することでSIMロックが解除されます。

 

しかし、使用している端末がiPhoneの場合、SIMカードを入れる際のパスワードは発行されません。

SIMロック解除の手続き完了後、SIMカードを入れ替えるだけで自動でロック解除が完了します。[注3]

 

[注3]QT mobile by QTnet『格安スマホ・格安SIMの機種設定で必要になる「APN設定」とは?』

 

しかし、APN設定を通して格安SIMを利用している場合は別途でリセット設定を行う必要があるため、注意が必要です。[注4]

 

[注4]Apple『iPhoneのロックを解除して別の通信事業者で使う方法』

 

SIMロック解除をする際の注意点

法人携帯のSIMロック解除の手続きを行う際は、次の2つのポイントに注意してください。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

1. 端末が解除の適用条件を満たしているか確認する

まずは、SIMロック解除したい法人携帯が、各キャリアの解除適用条件をクリアしているかどうかを確認しましょう。
大手キャリアであるドコモ・au・ソフトバンクの3社で共通する適用条件としては、次のようなものがあります。

 

・ SIMロック解除の対応端末であること
・端末を購入したのが契約者(名義人)本人であること
・端末の購入から101日以上経過していること
・ネットワークの利用制限などのロックがかかっていないこと

 

なお、購入からの日数に関してはどの大手キャリアも、端末の購入代金が精算済みだったり、一括購入していたりすれば、契約から100日以内でもSIMロック解除の手続きが可能になります。

 

すでに大手キャリア契約を解約済みの端末の場合は、auで解約日から90日、ソフトバンクで100日以上経過すると、解除の適用外となってしまうため注意が必要です。

 

すでに契約を解約済みの端末のSIMロックを解除したいと考えている場合は、少し注意が必要です。

2. データのバックアップを済ませておく

SIMロック解除をする前に、端末に保存しているデータのバックアップを済ませます。

SIMロック解除手続き完了後、まれに端末内のデータが消失したり、ファイルが破損したりする場合があるからです。

 

SIMロック解除によって失われたデータに対する責任は全て契約者自身にあります。

大切なデータが消えてしまっても各キャリアは責任を負ってくれませんので、SIMロック解除を行う前にきちんとバックアップをしておきましょう。

法人携帯のSIMロックを解除してコスト削減につなげよう

法人携帯であっても、所定の手続きを行うことでSIMロックの解除が可能です。

SIMロックの解除の手続きは、店頭や電話でスタッフに依頼するか、ウェブサイト上で自分で手続きする方法があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

 

データのバックアップや、利用を検討しているキャリアサービスがSIMロック解除で使用できなくなることはないかといったことをしっかり確認してから手続きを行うように注意したうえで、SIMロック解除による通信費のコスト削減に取り組みましょう。

 

また、法人携帯のSIMロック解除を検討されている方におすすめなのが、代理店への依頼です。

代理店は複数のキャリアと契約していることが多く、契約サービスの見直しにもおすすめです。検討されている方は以下のリンクをご覧ください。

 

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