キャリアを乗り換えたことで、大幅にコストが削減されました。
企業名 | 日本レイバー株式会社様 |
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業種 | 労働者派遣業 |
導入ツール | 法人携帯 |
投稿日: 更新日:
千葉県匝瑳市(そうさし)にある菱木運送株式会社様。同県八街市(やちまたし)にも拠点があり、1971年の創業から半世紀以上にわたり物流事業を営んでいます。
関東圏のみならず関西や東北方面への長距離輸送も担い、主な積み荷はペットフードや輸入合板、ホームセンター向け資材など。22台の13t大型ウイング車をはじめ計33台の車両を保有し、従業員数は57人です。
中でも特長は「2024年問題」が取り沙汰される以前から法令遵守を重視してきた姿勢で、その一環として労働時間管理アプリの「乗務員時計」を独自に開発。また、一連の取り組みが評価されて経済産業省の「IT経営実践認定企業」にも選出されました。
そして同アプリの運用やドライバーへの貸与を目的に、このほどベルパークのサポートで法人携帯を導入。得られたメリットや「乗務員時計」の魅力について、ベルパーク担当の大津が代表取締役社長の菱木様と、ご子息でDX推進課・運営責任者の慧人様に伺います。
ドライバーが自身の勤務状況をリアルタイムに把握できるアプリを開発しました。スマホで稼働し、デジタコと併用できるので興味がある方はぜひこちらからご確認ください。
課題
・リアルタイムにドライバーに法令遵守をアドバイスする仕組みが必要だった
・端末導入コストが高く、法改正への柔軟な対応が課題だった
解決策
・独自アプリ「乗務員時計」を開発し、スマホに搭載
・コストを抑えた「法人特別価格」をご提案
・独自アプリ「乗務員時計」を開発し、スマホに搭載
・コストを抑えた「法人特別価格」をご提案
効果
・勤務状況をスマホで確認できるため、法令遵守意識が向上した
・大幅なコスト削減が実現した
・勤務状況をスマホで確認できるため、法令遵守意識が向上した
・大幅なコスト削減が実現した
「法人携帯導入にあたり、どのような課題をお持ちでしたか?」
菱木様「まず一定条件を満たす事業用トラックには、法定三要素(瞬間速度、走行距離、走行時間)の記録装置を搭載する必要があります。そのデジタル版がデジタコと呼ばれる機器であり、もちろん当社の車両にも設置されています。そして取得したデータをドライバーの運転技術や安全意識の向上、業務効率化などに役立てています。
一方、デジタコを利用した指導はあくまでも“結果”に基づくものであり、各種法令をより遵守できるようリアルタイムにアドバイスする仕組みを考えていました。定期的に研修を開いたところでドライバーも人間ですよね。内容をすぐに理解できる人もいれば、つい忘れてしまう人もいるので個人差を無くしたいと思っていました。」
慧人様「もちろんデジタコも進化し、私たちの要望を満たすモデルも登場しています。とはいえ買い替えコストは1台につき数十万円であり、大きなネックになっていました。また、繰り返される法改正への柔軟な対応を踏まえ、ITを活用した労務管理の手法も検討し始めました。
徐々に社内のDX(デジタルトランスフォーメーション)が進む中、当初はシステムを構築してデジタコ自体の機能を向上させていました。ところが費用対効果の点で継続が難しく、アプリ化してスマホに搭載することを思い付きました。こうして誕生したのが『乗務員時計』であり、特許も取得済みです。」
菱木様「厚生労働省による改善基準告示に準じ、ドライバーは手元のスマホを見れば自分の勤務時間や休憩時間の残りがカウントダウン形式で分かります。また、荷物の積み下ろし前の待機時間も可視化し、荷主との運賃交渉時のエビデンスとしても活用できます。さらに各数値はAIが集計するため手間もミスも皆無に等しく、監査に必要な運転日報、点呼記録表、拘束時間管理表、出勤簿などの帳票も自動で作成できます。」
慧人様「併せて私たちは、ドライバーが個人のスマホを仕事で使わずに済むよう端末の貸与も検討していました。積み下ろしの順番をオンラインで予約できるため、もはやスマホは必須ですが、例えば自分の電話番号を配送先に教えるのは抵抗がありますよね。そこで『乗務員時計』をインストールしたスマホを渡そうと準備を進める中、ベルパークと出会いました。」
ベルパーク 大津「運送業界ではデジタコに基づく働き方改革が主流ですが、先を見据えて勤怠管理のアプリ化に取り組んでいることに感心しました。ドライバー思いの会社です。」
「数多くの同業が存在する中、ベルパークを選ばれた決め手は何ですか?」
菱木様「最初は他の会社にも相談しました。ところが、いずれもスマホ1台あたり月額5,000円から1万円程度を提示され、全ての車両に一斉導入するには負担が大きいと感じていました。
そんな時に従業員の一人が、ベルパークが運営するソフトバンクイオン八街店を訪ねる機会があり『もっと安くできるかもしれない』と教えてくれました。さっそくベルパークとのやり取りが始まり『ソフトバンクのスマートフォンを法人特別価格で契約できる』と提案を受けましたね。他社の半額以下になると分かり、大変驚きました。迷うことなく計28台を新規に契約しました。」
慧人様「圧倒的なコストパフォーマンスが決め手になりました。『乗務員時計』とソフトバンク端末との相性も良く、続いてアプリを自社以外にも広めようとインストール済みのデモ用スマホを揃えることにしたのです。さらに、従業員に貸与した端末も含めて管理方法やセキュリティ面を強化するべく、利用制限や紛失時の遠隔ロックが可能なMDM(モバイルデバイス管理)サービスの導入も考えました。この時期から大津さんがよく来社するようになりましたね。」
菱木様「大津さんは運送会社での勤務経験があるという、大変珍しい経歴の持ち主です(笑)。だからこそ、私たちがいかにスマホを活用したいか、ドライバーの負担を減らしたいのかを分かっており、的を射た提案で安心しました。」
ベルパーク 大津「ありがとうございます。おっしゃる通り、運送会社出身の営業担当は業界内でも非常に少ないと思います。トラックの運転席は揺れが大きく、その衝撃でスマホの画面が割れたり、落下して故障するというケースがございます。このような事情を理解していたからこそ、衝撃に強いスマホを自信をもって勧めることができました。このようなピンポイントな提案を皆様に続けてまいります。」
「法人携帯の導入で得られたメリットを教えてください」
慧人様「何よりも大幅なコスト削減につながりました。法改正に合わせて『乗務員時計』をアップデートするだけで標準搭載のデジタコのみで対応できます。また、デジタコは車載ですがスマホは携行できます。ドライバーはコンビニやドライブインに寄っても、車両に戻ることなく残りの休憩時間を確認できます。」
菱木様「『あと何分運転できるか』『残業のリミットはどのくらいか』といった情報が即座にスマホに表示されるため、全員で法令を守ろうとする意識が高まりました。正確な待機時間もお客さまに伝えられるようになりましたね。こうしてドライバーを守り、定着率を高めることがひいてはお客さまのためになると考えています。」
慧人様「日常点検の重要性や運転時の心構え、ヒヤリハット集といった安全教育動画もスマホに配信しています。また、経験の浅いドライバーに資料や口頭で改善基準告示を説明してもなかなか伝わりませんが『乗務員時計』で指示すれば誰でもルールを守れるようになります。この点はデジタコとの大きな違いですね。
ドライバーが納得して働ける上に、会社が従業員を守る姿勢が明確化されたことでモチベーションの向上にもつながっているのではないでしょうか。」
ベルパーク 大津「私が運送会社にいた時も4~5時間の待機は当たり前でした。業界の課題をうやむやにせず、お客さまと従業員のために行動する貴社に、スマホで貢献できていることをうれしく思います。」
「ベルパークへの期待をお聞かせください」
慧人様「特に若手ドライバーは車載のナビよりスマホのマップ機能に親しんでいます。また、近年は積み荷のQRコードをスマホで読み込むと届け先などの情報が分かるようになりました。物流業界ではますますスマホが台頭するはずなので、引き続き活用方法の提案に期待しています。
また、ソフトバンクは基地局が多い印象です。当社のドライバーは地方を走る機会も多いので、引き続き通信のクオリティを高く保ってほしいです。」
菱木様「物流業界のDX推進や労務管理手法の改善に向け、これからもパートナーとして多大な協力を期待しています。『乗務員時計』とソフトバンクのスマホは親和性も高く、これからも互いに普及を目指していきたいですね。」
ベルパークでは法人携帯の新規契約・機種変更・他社からの乗り換えなどそれぞれのニーズに最適なプランをご案内します。1社1名体制で専任コンサルタントが検討から導入後まで丁寧にサポートします。さらに、お問い合わせいただいた方限定で法人向け特別価格のご案内が可能です。
※規約によりサイトには法人向け特別価格の詳細金額を記載しておりません。お気軽にお問い合わせください。
法人携帯のことなら、何でもご相談ください。
「初期費用を抑えたい」「月々の通信費」「テレワーク導入」など、専任コンサルタントがお客様に合わせたプランをご提案します。