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仕事用スマホおすすめ機種6選を解説!選び方や注意点も紹介

仕事用の携帯電話、いわゆる「法人携帯」を選ぶ際、機種選びで悩む担当者様は多くいらっしゃいます。
結論としてコストパフォーマンスに優れた機種がおすすめです。企業導入では数十台規模になることも多く、コスト管理が重要だからです。
通話やメールなど、基本的な業務利用が中心なら、最新の高機能は必ずしも必要ありません。コストパフォーマンスの良い機種でも、ビジネスに必要な機能は十分に備わっています。
この記事では、法人携帯にコストパフォーマンスの高い機種がおすすめな理由を解説し、無駄なく自社に合った料金プランを見つけるためのポイントもご紹介します。最適な法人携帯選びにお役立てください。
目次
仕事用携帯にガラケーは使えなくなる?

3G回線のサービス終了に伴い、3G回線に対応するガラケーは今後利用できなくなる見込みです。スマホよりもガラケーが使いやすいという人は、進化形ケータイの利用を検討しましょう。
3G回線は終了予定!これからは進化型ケータイ
スマートフォンの普及やインターネット通信の高速化に伴い、3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)では3G回線サービスの提供を終了する予定です。
サービス終了後は、3G対応のガラケーが利用できなくなるため、4G対応の進化型ケータイ※への切り替えが必要です。
・ドコモ:2026年3月31日 一部は2022年1月より順次停止
・au:2022年3月31日
・ソフトバンク:2024年7月31日
※進化型ケータイとは、ガラケーとスマホを良いとこ取りしたもので、「ガラホ」の愛称で呼ばれています。スマホとほぼ同等の機能を備えながら、見た目や使い勝手はガラケーに近いのが特徴です。Android OSを搭載しているので、一部アプリをインストールしたりPC向けのサイトを閲覧したりすることができます。従来のガラケーにはない機能が満載で、いつもの業務がより円滑になるでしょう。
進化型ケータイ向けの料金プランは?
3大キャリアの進化型ケータイの料金プランは複数あります。
今回は、「通話メインでネットはたまにしか使わない」という企業様向けの内容で比較しました。
・ケータイ100MBプラン(ソフトバンク):月額1,408円(税込)
・ケータイプラン(ドコモ):月額1,507円(税込)(割引適用前料金)
・ケータイプラン(au):月額1,595円(税込)(割引適用前料金)
ソフトバンクとドコモのプランには100MB、auのプランには300MBのデータ容量が付帯しています。3社とも国内通話がかけ放題になるオプションを追加できるのが特徴です。
仕事用スマホ・進化型ケータイの選び方
業務を円滑に進める上で、法人携帯は今や欠かせないビジネスツールです。
しかし、実際に導入する際には、
「どのキャリアの、どの料金プランを選ぶべきか?」
「スマートフォンと進化型ケータイのどちらが自社の業務に適しているのか?」
など、考えるべき点が多くあります。
この章では、自社に最適な仕事用スマホ・進化型ケータイを選ぶためのポイントを分かりやすく解説します。
携帯電話のタイプごとの特徴を理解する
進化型ケータイ・スマートフォンどちらを選ぶかによって業務効率は大きく変わります。
主に通話が中心で、ネット利用が最低限なら「進化型ケータイ」が適しています。二つ折りで壊れにくく、バッテリー持ちが良いのが利点です。データ通信量の少ないプランを選べば、月額料金も抑えることができます。
ただし中古端末を導入する際は、通信規格に注意が必要です。3G回線はサービス終了が進んでいるため、4Gまたは5G対応機種かどうか確認しましょう。(※2025年4月現在)
一方、外出先でPDF閲覧や文書編集などPCのような作業をする場合は、「スマートフォン」が良いでしょう。PCの代わりに使うことができ、ビジネスチャットや地図アプリなども活用すると業務効率が上がります。
最新機種の端末価格は高めになる傾向があるため、業務に必要な機能を見極めて機種を選び、コストを意識することが大切です。
通話やデータ通信の頻度など使い方を整理する
携帯電話の料金は「通話料」「データ通信量」「オプション」の組み合わせで決まります。いつ・誰が・どんな目的で携帯を使うのかを整理した上で、最適な組み合わせやプランを選びましょう。
電話をかける頻度が多い場合は、基本のプランにかけ放題オプションをプラスするのがおすすめです。
PDFファイルを閲覧したり、地図をチェックしたりする場合は、データ量を気にせずに使える通信量が無制限のプランが良いでしょう。月によってデータ容量の料金が異なる場合は、使用した分だけを支払うプランを選択すると無駄がありません。
キャリアの特徴を理解する
仕事用の携帯電話選びでは、どのキャリアと契約するかも機種と同じく重要です。
料金体系、通信品質、利用できる法人向けサービス、サポート体制はキャリアごとに異なり、自社に合わないキャリアを選ぶとコスト増加や業務への支障にもつながりかねません。
3大キャリア(ソフトバンク・au・ドコモ)それぞれの強みを理解し、比較検討することが大切です。
※ベルパークでは、子会社のベルパークネクストを含めて3大キャリアを取り扱っております。お客様に最適なキャリアやプラン選びをサポートいたします。お気軽にご相談ください。
ソフトバンクの特徴
ソフトバンクは、料金プランのコストパフォーマンスの良さで定評があり、安いだけでなく、企業の利用実態に合わせてお得に利用いただけます。
ビジネスに最適なオプションが充実しているのも特徴で、海外ビジネスに有利なオプションや国内通話が24時間無料になる「かけ放題オプション」等があります。
加えて、クラウドサービスやIoTといった先進的なビジネスソリューションとの連携にも積極的で、新しい働き方や業務効率化を目指す企業にも適しています。
auの特徴
auの法人向けサービスは、KDDIグループとしての総合的なICTソリューション提供が最大の強みです。単なる携帯回線にとどまらず、クラウド導入、セキュリティ強化、ネットワーク構築など、企業のITインフラ全体の課題解決をワンストップで支援します。
複数回線での割引「法人割プラス」も用意されており、従業員規模が大きいほどスケールメリットを享受できます。
利用状況が多様な企業や、通信だけでなくIT環境全体の相談もしたい企業に最適でしょう。
ドコモの特徴
ドコモは、通信エリアが広く、地方や山間部でも通信環境が安定しています。
大企業向けの導入実績も豊富で、充実したサポート体制も強みの一つです。「ビジネスdアカウント」を取得すると、ビジネス向けの各種サービスが一つのアカウントで管理できるようになります。
格安SIMが使えるか確認する
法人向けの格安SIMを提供している会社には「マイネオ」や「イオンモバイル」などが挙げられます。SIMフリーのスマホがあれば、月額2,000円以内で済むケースもあるため、コストを安く抑えたい企業には最適です。
ただし、格安SIMのインターネット通信は大手キャリアの回線網を借りる形になるので、通信が混み合う時間帯は速度が低下する可能性があります。
オプションの充実度やサポートデスクの手厚さを重視する企業は、大手キャリアで契約をした方が安心かもしれません。
法人向け料金があるか確認する
個人契約の場合は用意された料金プランから選択をするのが一般的ですが、法人契約の場合は、キャリアや代理店から貴社だけの特別条件を提案される場合があります。
企業とキャリア・代理店が個別交渉を行う相対契約という方式で、キャリアショップなどで案内される料金よりも安く提示されることが多いです。
割引がどの程度になるかは一概には言えませんが、代理店ごとに実施している独自キャンペーンの利用や「契約台数が数十台になる」といった場合は安くなる可能性があります。法人携帯を導入する際は、各社に相見積もりを取って、比較すると良いでしょう。
仕事用スマホ・進化型ケータイを導入する際の注意点

仕事用のスマートフォンや進化型ケータイの導入は、業務効率を大きく向上させる一方で、運用面の課題も伴います。
特に重要なのが、情報漏えいを防ぐためのセキュリティ対策と、多数の端末を適切に管理・運用していくことです。これらを怠ると、企業の信用失墜や思わぬコスト増につながる重大な問題に発展しかねません。
安心して法人携帯を活用するためには、導入前にこれらの注意点をしっかり理解し、対策をしておきましょう。
法人携帯はセキュリティ対策不可欠
法人携帯で問題になりやすいのが、情報漏えいです。セキュリティの脆弱さや管理の甘さが原因で顧客情報が外部に流出すると、企業に法的責任が問われます。
以下の2つの観点からセキュリティ対策を検討しましょう。
・外部からの攻撃(不正アクセス・ウイルス)
・内部からの流出(管理ミス・携帯電話の紛失)
外部からの攻撃に対しては、キャリアが提供する「セキュリティサービス」を利用する方法があります。アプリからウイルス感染する事例も報告されているため、業務に無関係なアプリの利用を禁じる規則も必要です。
また、内部からの流出を防ぐためには、社内ルールの整備が不可欠です。
例えば、私物化を防いだり、部署で共有利用する際に利用記録を残したりすることで、端末の所在を明確にし、適切な管理と情報漏えいリスクの低減につなげましょう。
MDMの導入も視野に入れておこう
リモートワークが当たり前になりつつある昨今、企業側が従業員一人一人の利用状況を把握するのは容易ではありません。このような課題を解決する有効な手段として注目されているのがMDM(Mobile Device Management)です。
MDMは、携帯電話やタブレット、PCを遠隔で一元管理するシステムです。セキュリティ対策や資産管理の一環として導入する企業が多く、情報漏えいやウイルス感染のリスクを抑えられるのが利点です。
MDM上では端末とユーザーの紐付けが可能なため、トラブルが発生した場合でも責任の所在が追及できます。
【MDMの主な機能】
・画面ロック・初期化
・位置情報の取得
・コンテンツの一斉配信・更新・削除
・モバイルセキュリティとの連携
MDMは各キャリアで取り扱いがあるため、携帯電話の契約時に加入を検討しましょう。
仕事用スマホのおすすめ機種6選
ガラケーしか使ったことがない従業員の場合、スマホの操作に慣れるまでに一定期間を要します。社用携帯に導入する場合は、操作がしやすく、機能がシンプルなものを選ぶのがポイントです。
ここでは、仕事用スマホにおすすめの機種を6つ紹介します。
iPhone 15
iPhone 15は、コストと性能のバランスを重視する企業様におすすめです。
最新機種ではないものの、ビジネスアプリを快適に動かす十分なパワーと安定性を備え、「最高スペックは不要だが、信頼できるiPhoneが良い」というニーズにしっかりと応えます。
導入のスムーズさも大きなメリットです。iPhoneは日本でのシェア率が6割越えと高く、操作に慣れた従業員が多い傾向にあります。特別な研修なしで多くの人がすぐに活用でき、教育コスト削減にもつながるでしょう。
参考:iPhone 15とiPhone 15 Plusを購入 – Apple(日本)
iPhone 16
クリエイティブな業務が多い企業様や最新の高性能な機種を求める企業様におすすめなのがiPhone 16です。
最新の「A18チップ」とApple独自のAIシステム「Apple Intelligence」が搭載されています。A18チップにより、アプリや画像等の処理速度がさらに向上し、省電力性も高まるとされています。長時間の外出やテザリングも、より安心して行えるでしょう。
iPhone 15と比べて、カメラ性能や高度なデータ処理能力の向上も期待できるため、SNS等のコンテンツを扱う業務や、生成AIを使って業務効率化したいと考えられてる企業様にぴったりでしょう。
参考:iPhone 16とiPhone 16 Plus – Apple(日本)
iPhone 16e
コストパフォーマンスを重視したい企業様には、iPhone 16eがおすすめです。iPhone 16と同じ「A18チップ」を搭載しつつ、より手頃な価格で導入できるモデルとなっています。
アプリの動作速度やバッテリーの持ち時間といった基本的なパフォーマンスは、iPhone 16と同等のパフォーマンスが期待できます。
一方で、MagSafe(マグネット充電)や超広角カメラといった一部の機能はありませんが、多くのビジネスシーンでは、これらの機能がなくても大きな支障はないと考えられます。
Google Pixel 8a
Google Pixel 8aは、最新Google AI機能と高い基本性能を手頃な価格で利用できる、コスパ抜群の機種です。Pixel 8シリーズと同じ「Google Tensor G3」チップ搭載で、ビジネスアプリも快適に利用いただけます。
通話相手のノイズを減らす「クリア音声通話」や「リアルタイム翻訳」、「かこって検索」などのAI機能を活用することで、業務効率化にもつながるでしょう。
さらに、スーパーバッテリーセーバーにより最大72時間まで持続可能なので、外出が多い部署にも最適です。
参考:Google Pixel 8a: AI 搭載の高性能カメラを備えた、初めて持つのに最適なスマートフォン
AQUOS wish 4
AQUOS wish4は、低価格ながら5000mAhの大容量バッテリーと6.6インチの大画面を兼ね備えた、ビジネス利用に最適な高性能スマートフォンです。バッテリー残量を気にすることなく、外出先での資料確認や作業を快適にできます。
防水・防塵に加え、MIL規格準拠の耐衝撃性能で落下にも強く頑丈な機種なので、現場が多い企業様も安心してご利用いただけます。
DIGNO BX2
DIGNO BX2は、京セラが法人向けに提供する、極めて高い耐久性と現場での使いやすさを追求したスマートフォンです。防水・防塵、MIL規格22項目準拠の耐衝撃性能、アルコール等での拭き取りが可能な耐薬品性能を備え、建設現場や工場、医療・介護など、過酷な環境でも安心して使用できます。
手袋操作可能な「グローブタッチ」や濡れた手で使える「ウェットタッチ」、騒音下でも聞き取りやすい大音量スピーカー、便利なカスタマイズキーなど、現場作業を支える実用機能が満載です。
タフさと現場での実用性を最優先する企業様におすすめです。
参考:DIGNO® BX2|スマートフォン|ビジネス向けモバイル端末(スマートフォン・タブレット・ケータイ)|京セラ
仕事用携帯におすすめの進化型ケータイ機種3選

進化型ケータイには、「ボタンの誤操作が少ない」「音声が聞きやすい」「バッテリーの持ちがよい」などの利点があります。
通話がメインの場合には、スマホよりもテンキーがある進化型ケータイの方が使いやすさや利便性が高いと感じる方もいるでしょう。
ビジネス利用に適している進化型ケータイのおすすめ3選をご紹介します。
DIGNOケータイ4
ビジネスシーンでのスムーズな操作性や、確実なコミュニケーションを重視するなら、DIGNOケータイ4がおすすめです。
独立した電話・メールキーや、よく使う機能を割り当てられるカスタムキーが、直感的で素早い操作をサポートします。また、相手の声質に合わせて聞き取りやすさを調整する機能や、十分な受話音量により、騒がしい場所でもクリアな通話が可能です。
長持ちするバッテリーを搭載し、防水・防塵・耐衝撃性能(MIL規格準拠)も備えているので、現場での利用に適しています。
約800万画素のカメラでの記録や、迷惑電話対策、通話後録音、Wi-Fi・テザリングといった機能も網羅しています。日々の業務を支える使い勝手の良さと、ビジネスに求められる耐久性・機能を兼ね備えた1台です。
参考:DIGNO® ケータイ4 | 製品情報 | スマートフォン・携帯電話 | 京セラ
DIGNOケータイ4 for Biz
より厳格なセキュリティ管理や、業務外利用の徹底的な制限を求める企業様には、ビジネス利用に特化したDIGNO ケータイ4 for Bizがおすすめです。
情報漏えいや業務外利用につながりやすいカメラ・ワンセグ・ラジオ機能が非搭載のため、企業も安心して従業員に貸与できます。業務に必要な機能に絞り込むことで、管理の手間やリスクを低減します。
他にも、ビジネスに役立つ機能も備わっています。
例えば、通話終了後に直前の会話を音声データとして保存できる「通話後録音機能」や、大きな振動と分かりやすい表示で着信を知らせ、不在着信も繰り返し通知する「不在着信スヌーズ機能」等により、大切な連絡の見逃しを防ぎます。
さらに、ソフトバンクのオプションサービス「法人基本パックプラス for 4Gケータイ」(※別途加入、月額731円/回線・税込)を追加すれば、管理者が遠隔で不要な機能をまとめて無効化したり、アクセス可能なウェブサイトを指定したりすることも可能です。より厳格な利用ルールの徹底とセキュリティ強化が図れます。
参考:製品TOP | DIGNO® ケータイ4 for Biz | 製品ラインアップ | ビジネス向けスマートフォン・携帯・業務用無線機 | 製品情報(法人のお客様) | 京セラ
AQUOSケータイ4
厳格な機能制限よりも、現場での耐久性や基本的な使いやすさ、そしてカメラ機能などをバランス良く求める企業様には、AQUOSケータイ4がおすすめです。
防水・防塵に加え、MIL規格準拠の耐衝撃性能を備え、落下などにも強くタフな環境でも安心して利用できます。長持ちするバッテリーも外出時の心強い味方です。
見やすい大画面や聞き取りやすい音声機能、シンプルな操作性で、誰でも迷わず使える点も魅力的です。カメラも搭載しており、現場の状況記録などにも活用できます。
迷惑電話対策や通話後録音、Wi-Fi・テザリングといったビジネスに役立つ基本機能も充実しています。
参考:AQUOS ケータイ4の特長|AQUOS:シャープ
仕事用スマホ・進化形ケータイのコストを削減するには?

法人携帯の導入や運用にかかるコストは、企業にとって無視できない負担です。いくつかのポイントを押さえることで、無駄な費用を削減し、コストを最適化することが可能です。
ここでは、コスト削減を実現するための具体的な3つの方法をご紹介します。
利用用途にあった機種を選ぶ
導入する端末の機種選定もコスト削減につながります。進化型ケータイやスマホ端末の価格は、数万円程度の低価格帯モデルから、最新の高性能機種では10万円を超えるものまで様々です。
大切なのは、「従業員が業務で何に使うのか」という利用用途を明確にし、それに合った機種を選ぶことです。
例えば、主に通話やメール、簡単な業務アプリの利用が中心であれば、必ずしも最新の高スペック機種は必要ありません。高性能カメラや大容量ストレージなど、業務に直接関係のないオーバースペックな機能は、導入コストを不必要に引き上げてしまいます。
各従業員の業務内容をしっかりと見極め、必要十分な機能を備えたコストパフォーマンスの高い機種を選びましょう。
利用用途にあったプランを選ぶ
月々のランニングコストに大きく影響するのが、契約する料金プランです。
かけ放題などの通話オプションの有無や、毎月利用できるデータ通信容量によって、月額料金は変動します。コスト最適化の第一歩として、まず従業員一人ひとりの実際の利用状況を把握することが必要不可欠です。
例えば、外出が多くデータ通信を頻繁に使う従業員と、主に社内のWi-Fi環境で利用する従業員とでは、必要なデータ容量は全く異なります。
従業員の働き方に合わせ、最適な通話オプションやデータ容量を選択することで、月額コストを効果的に削減しましょう。
相見積もりをする
契約したいキャリアや機種、プランが決まったとしても、すぐに契約するのではなく、「相見積もり」を取ることを強くおすすめします。
同じキャリアの商品であっても、キャリアショップ、オンラインストア、そして私たちのような販売代理店では、端末価格や事務手数料、契約条件などが異なる場合があります。
特に代理店によっては、独自のキャンペーンや割引、法人向けの特別なサポートプランを提供していることも少なくありません。複数の窓口から見積もりを取り、価格だけでなく、キャンペーン内容やサポート体制も含めて比較検討することで、より有利な条件で契約できる可能性が高まります。
手間を惜しまないことが、最終的なコスト削減に繋がるのです。
スマホで通話をメインに使う場合に適したプラン

通話がメインの場合は、データ容量が少ないプランを選択し、通話オプションを追加するのがおすすめです。月によって使用頻度が変わるときは、使った分だけを支払うプランを選択すると良いでしょう。
ソフトバンクのミニフィットプラン+
ミニフィットプラン+は、使用した分だけを支払う変動制料金プランです。月額料金は3278円(税込)〜で、以下の料金に「使った分だけ」が加算されます。
・基本プラン(音声):1,078円(税込)
・データプランミニフィット+:2,200円(税込)
データプランには1GBまでのデータ容量が含まれるため、通信量が少ない月は3,278円(税込)で済む場合があります。電話の使用が多い場合は、かけ放題のオプションをプラスしましょう。
・準定額オプション+(5分以内の国内通話が無料):880円(税込)
・定額オプション+(国内電話が無料):1,980円(税込)
かけ放題オプションに加入しない場合は、通話料が従量課金制で30秒あたり22円(税込)かかります。
参考:ミニフィットプラン+ | 法人のお客さま向け料金 | 法人向け | ソフトバンク
※「ミニフィットプラン+」(基本プラン(音声)とデータプランミニフィット+の総称です)
・本データプランは、一部対象外の機種があります。
・SMSや海外でのご利用分などは対象外です。
・「家族データシェア」および「法人データシェア」にはご加入いただけません。
※「基本プラン(音声)」
・家族以外との国内通話は20円(税抜)/30秒となります。国際通話、0180、0570等から始まる他社が料金設定している電話番号への通話料、番号案内(104)などは、当該通話料の対象外です。
・SMSを送信する場合、料金が発生します。
・「USIM単体専用割」などの一部の割引サービスは適用できません。
※「準定額オプション+/定額オプション+」
・「基本プラン(音声)」でご利用いただけるオプションサービスです。国内通話が24時間いつでも無料になる「定額オプション+」と、1回5分までの国内通話が無料となる「準定額オプション+」があり、いずれも「留守番電話プラス」をはじめ、電話を便利に利用できる月額880円相当のサービスが含まれます。
・無料通話には対象外があります。国際ローミング通話料、国際電話通話料、ソフトバンク衛星電話サービス、おしらべダイヤル、0180・0570など他社が料金設定している番号への通話料、番号案内(104)、ソフトバンク携帯電話から留守番電話センター宛ての国内通話などは無料通話の対象外です。
auのスマホミニプラン+5G/4G
スマホミニプラン+5G/4Gは、データ容量に応じて定額料が3段階で変化するプランです。利用者が多い企業は月々の通信コストが節約できます。
・0~1GB:2,398円(税込)
・1GB超~3GB:4,048円(税込)
・3GB超~5GB:5,698円(税込)
月額料金にプラスできるかけ放題オプションは2種類です。本来は30秒につき22円(税込)の通話料がかかります。
・通話定額ライト2(5分以内の国内通話が無料):880円(税込)
・通話定額2(国内通話が24時間無料):1,980円(税込)
参考:スマホミニプラン+ 5G/4G|モバイル/携帯料金プラン・割引|au法人向け|KDDI株式会社
ドコモのirumo
irumoは、音声プランとデータ容量が月額料金に含まれたパッケージプランで、データ容量をあまり使わない場合は、無駄なくお得に利用できます。月額料金は0.5GBから9GBまでの「使用したデータ容量」に応じて変わります。
・0.5GB:550円(税込)
・3GB:2,167円(税込)
・6GB:2,827円(税込)
・9GB:3,377円(税込)
ビジネス通話割引に加入している場合、従業員間での通話が無料です。従業員以外との通話が多い場合はかけ放題オプションに加入しましょう。
・5分通話無料オプション:880円(税込)
・かけ放題オプション:1,980円(税込)
参考:irumo | ドコモビジネス| NTTコミュニケーションズ 法人のお客さま
スマホでデータ使用量が多い場合に適したプラン

外出先での業務にネット接続は不可欠ですが、セキュリティリスクの高い公共Wi-Fiは避けるべきです。安全なモバイルデータ通信を使いましょう。
しかし、モバイル通信で作業をするとデータ容量を消費します。
「データ残量が足りないかも…」と気にしながらでは業務に集中できません。
セキュリティを確保し、データ通信量を気にせず快適に業務を進めるためには、十分なデータ容量が必要です。データ使用量が多くなりそうな場合は、あらかじめ使い方に合った料金プランを選んでおくことが重要です。
ソフトバンクのメリハリ無制限+
メリハリ無制限+※は、無制限のデータ容量に従量課金の通話サービスが付いたプランです。月額料金は7,425円(税込)で、内訳は以下の通りです。
・基本プラン(音声):1,078円(税込)
・メリハリ無制限+(データ):6,347円(税込)
データ使用量が2GB以下の月は1,650円(税込)の割引が適用となり、月額5,775円(税込)となります。データシェアとテザリングで使えるのは合計50GBまでで、50GBを超えると通信速度が低速化する点に注意が必要です。
かけ放題サービスの「準定額オプション+」または「定額オプション+」を追加すると、留守番電話プラスや割込電話などのサービスも利用ができます。
参考:メリハリ無制限+ | 法人のお客さま向け料金| 法人向け | ソフトバンク
※「メリハリ無制限+」
・基本プラン(音声)とデータプランメリハリ無制限の総称です。
・SMS や海外でのご利用分などは対象外です。
・ご利用のデータ量が 2GB以下の場合の割引は、日割り計算を行います。
・解約などにより回線契約が終了する最終月は、ご利用のデータ量が2GB以下であっても割引されません。
・5G通信サービスを利用するためには、5G対応機種が必要です。
auの使い放題MAX+ 5G/4G
使い放題MAX+ 5G/4Gは、月額7,458円(税込)でデータが無制限に使えるプランです。データ利用量が1GB以下の月は料金から1,650円(税込)が自動的に割引され、月額5,808円(税込)となります。本プランは、5Gと4Gの両方に対応しており、今後5Gに切り替えとなっても、追加料金なしで継続できるのがメリットです。
プランはデータ使い放題ですが、テザリングやデータシェアなどで60GBを超えた場合は速度制限がかかります。混雑時に大量のデータ通信を行うと速度が低減する点にも注意しましょう。
参考:使い放題MAX+ 5G/4G | モバイル/携帯料金プラン・割引 | au法人向け | KDDI株式会社
ドコモのeximo
ドコモの「eximo」は月額7,315円(税込)で、データが無制限に使えるお得なプランです。音声プランとデータ容量が月額料金に含まれたパッケージプランです。月額料金は使用したデータ容量に応じて変わります。
・1GB:4,565円(税込)
・3GB:5,665円(税込)
・無制限:6,765円(税込)
テザリングも無制限にできるため、外出先でPCを使う機会が多い人に適しています。通話料は30秒あたり22円(税込)です。
※eximoに限りませんが、ドコモは『割引サービス』が充実しており、条件を満たせば月々の料金が2000円以上安くなるケースがあります。
・月のデータ使用量3GB以下の場合:1,650円(税込)の割引
・みんなドコモ割(3回線以上):最大1,100円(税込)の割引
・ビジネスメンバーズ割:187円(税込)の割引
・ドコモ光セット割:最大1,100円(税込)の割引
仕事用スマホならベルパークがおすすめ
ベルパークではソフトバンクとauを取り扱い、さらにグループ会社のベルパークネクストではドコモを取り扱っております。ベルパークグループとして3大キャリア全てに対応可能です。
これまで培ってきた豊富な知識と数多くの導入実績に基づき、コスト削減のご提案はもちろん、業務効率化に繋がる活用方法まで、お客様のビジネスを力強くサポートいたします。
さらに、ベルパークでは契約時にかかる事務手数料を免除する、「初期費用0円キャンペーン」を実施しております。導入時のコスト負担を大きく軽減できます。
法人携帯に関するお悩みやご相談、お見積もりは無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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まとめ
法人携帯を契約する前に、社内で誰がどのような目的で使うのかを整理する必要があります。業務内容が異なれば、携帯電話に求める機能も変わるため、全員が同じ機種・同じプランとはいかないケースもあるでしょう。
社内のルールを整備しないまま法人携帯の導入を進めると、企業の機密情報や個人情報が流出するリスクが高まります。セキュリティ対策を万全に講じた上で、使い方のルールを社内に周知することも忘れてはいけません。
プランや機種の選び方で迷った場合は、 お気軽にベルパークにご相談ください。数あるサービスラインナップの中から、それぞれの企業に合ったものを提案します。
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