格安SIMへの乗り換え方法。法人契約に必要な準備や手順、注意点とは

格安SIM, 法人携帯

SIMカード

通話料金を大幅に抑えられる格安SIMは、個人での利用はもちろん、法人にも積極的に利用されるようになってきました。格安SIMにするメリットや乗り換え手順、サービスを選ぶ際の注意点を解説します。安く法人携帯を導入したい場合は参考にしましょう。

格安SIMに乗り換えるには?

SIMカード
(出典) photo-ac.com

 

格安SIMは三大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)が提供するサービスに比べて、かなり安い料金でスマートフォンを使えます。個人での利用はすでに広まっていますが、近年は法人携帯が注目されている背景もあって、格安SIMを法人契約する企業が増えているようです。

 

まずは企業が格安SIMを導入するメリットや、格安SIMに乗り換える方法を確認しましょう。

格安SIMのメリット

格安SIMを企業が導入するメリットとしては、次の点が挙げられます。

 

  • 毎月の通話料金や通信料が安くなる
  • 実際の利用状況に合ったプランを選べる
  • 契約期間に縛られないサービスが多い

 

キャリア携帯に比べて、格安SIMは毎月の通話料や通信料が安くなるのが最大のメリットです。全ての契約においてキャリア携帯と比較すると費用が安く、さらに自社の状況に合わせて柔軟にプランを選択できます。通信速度は遅くなるものの、通信量無制限で利用できる格安SIMもあります。

 

また、格安SIMの多くが契約期間の縛りがなく、契約時に費用がかからないサービスがあるのも魅力です。必要な期間のみ導入でき、解約金なしで利用を止めることもできます。

格安SIMに乗り換える方法

格安SIMに乗り換えるには、次の二つの方法があります。

 

  • 既存の端末はそのままで、格安SIMのみ導入する
  • 新規に端末を購入し、同時に格安SIMも契約する

 

すでに法人携帯を利用しており、社員が業務でスマートフォンを利用しているならば、SIMカードだけ導入すれば端末のデータ移行は必要ありません。ただし、SIMロックの解除が必要な場合もあるため、必要な手続きを事前に確認しておきましょう。

 

新たにスマートフォンの端末を購入し、同時に格安SIM契約を結ぶ場合、基本設定や利用手続きなどは格安SIM会社が代行してくれます。当然、端末の購入コストはかかりますが、すぐに乗り換えられるのがメリットです。自社の環境に合った方を選択しましょう。

乗り換えに必要な準備

複数枚のSIMカード
(出典) pixabay.com

 

格安SIMに乗り換えるには、単に携帯会社と契約を結べばよいわけではなく、事前の準備が必要です。何が必要なのか調べておき、スムーズに導入できるようにしましょう。

契約内容をよく確認する

回線契約を結ぶ前に、利用するプランや料金、月々に利用できるデータ量などをよく確認しておきましょう。導入担当者の勘違いや思い込みなどによって、想定していた内容とは違う契約を結んでしまう可能性もあります。

 

特に、オプションでかけ放題などのプランを追加する場合、全体の料金が変わるケースがほとんどです。通話時間にも制限があるサービスが多いので注意しましょう。後からプランを変更するとなると、適用されるまでに時間を要するだけでなく、その間の費用が無駄になってしまいます。

 

法人契約の場合、個人契約のプランよりも内容が複雑な場合も多いので、少しでも不明な点があれば提供会社に必ず確認するようにしましょう。

契約のための書類を用意する

法人契約のために必要な書類をチェックして、事前に用意しておきましょう。個人契約の場合は、本人確認書類や口座確認書類だけで問題ありませんが、法人の場合は登記簿謄本や印鑑証明書などが必要です。

 

さらに、契約担当者の社員証や名刺などを求められる場合も多いので、契約する格安SIM会社の公式サイトで、どのような書類が必要か調べておきましょう。

電話番号の引き継ぎを検討する

新たに導入する端末に、社員がこれまで使ってきた電話番号を引き継ぎたい場合もあるでしょう。その際は、MNP(携帯電話番号ポータビリティ)の手続きが必要になります。MNPは番号を変更せずにほかの携帯会社のサービスに乗り換えられる制度で、乗り換え前の会社から予約番号を取得しなければいけません。

 

取得した予約番号を利用できる期間は決まっているため、期限内に確実に切り替え手続きを行う必要があります。予約番号の取得方法は携帯会社によって異なるので、各社の公式サイトなどで確認しましょう。

格安SIMへの乗り換え手順

SIMカードとスマートフォン
(出典) pexels.com

 

法人が格安SIMに乗り換えるための手順を具体的に解説します。端末も一緒に購入する場合と、既存の端末を利用して格安SIMのみ契約する場合、それぞれ何が必要か理解しておきましょう。

端末購入と同時に格安SIMの契約もする場合

格安SIMの導入と同時に携帯端末も新規に購入する場合は、次の手順で乗り換えを行いましょう。

 

  1. 導入する端末を選ぶ:格安SIMの会社が取り扱っているスマートフォン端末から、自社に合ったものを選ぶ
  2. 格安SIMの申し込みをする:端末を選択したら、格安SIMのプランを選んで申し込む
  3. MNPの切り替え手続きをする:MNPの予約番号を取得する
  4. 端末にSIMカードを挿入する: 届いた端末にSIMカードを入れて初期設定をする

 

MNPの予約番号の期限は10~15日程度なので、それに合わせて端末が届くように申し込みましょう。期限を過ぎると予約番号は無効となり、あらためて予約番号発行の手続きが必要です。電話番号を引き継がない場合や、初めて法人携帯を導入する場合は、MNPの手続きは必要ありません。

既存の端末を利用して格安SIM契約をする場合

すでに社内で使っている端末を利用して、格安SIMを契約する手順は次の通りです。

 

  1. 格安SIMの対応機種を確認する:既存の端末で、乗り換え先の格安SIMを利用できるか確認する
  2. SIMロックを解除する:SIMロックがかかっている場合、乗り換え前の会社で解除手続きをする
  3. MNPの切り替え手続きをする:MNPの予約番号を取得する
  4. 格安SIMの申し込みをする:乗り換えに必要な書類を用意し、格安SIMの申し込みを行う
  5. SIMカードを端末に挿入する:届いたSIMカードを端末に挿入して初期設定をする

 

大手キャリアの回線から格安SIMに乗り換える場合、SIMロックを解除しなければいけません。解除が不要な場合は、届いたSIMカードを端末に挿入するだけで使えるようになります。

 

電話番号を引き継ぐ場合は、MNPの手続きもしておきましょう。SIMロックの解除とMNPの手続きは同じタイミングで行えますが、MNP予約番号には有効期限があるためSIMロックの解除を先に行うとスムーズです。

格安SIMに乗り換える際の注意点

SIMカード
(出典) photo-ac.com

 

企業が格安SIMに乗り換える際、特に押さえておくべき点を解説します。よく調べずに申し込むと、現場で使えない事態にもなりかねないので注意しましょう。

法人契約できるか確認する

格安SIMの契約プランは、個人向けのものが圧倒的に多いのが現状です。個人向けのサービスは法人名義では利用できないので、事前に法人として契約できるか必ず調べておきましょう。

 

社員が個人契約で導入した端末をビジネス利用する場合は別ですが、企業として端末をまとめて管理するならば、法人契約のできるサービスを選ばなければいけません。法人向けのサービスか否かは、基本的に携帯会社の公式ページを確認すれば分かりますが、不明な場合は問い合わせをして確認しましょう。

SIMカードの種類や大きさを調べておく

SIMカードには、主に『標準SIM』『micro SIM』『nano SIM』の3種類があります。それぞれ大きさが違うので、既存の端末をそのまま利用する場合は、乗り換える格安SIMが利用できるか必ずチェックしておきましょう。

 

格安SIM会社が提供している端末も同時に購入する場合は問題ありませんが、端末を別に用意する場合には、確実にSIMカードが利用できるか調べておく必要があります。

通信速度が遅くなる可能性がある

格安SIMは三大キャリアの回線を借りて通信サービスを提供しているため、キャリア回線に比べて通信速度が遅くなってしまう点は注意しなければいけません。

 

近年は、キャリア回線と遜色ない速度を維持している格安SIMも増えてきましたが、時間帯や回線の利用状況によっては遅延が発生する可能性を見越した上で、契約を結ぶ必要があります。各サービスの公式サイトに回線速度が掲載されているので、よく確認しておきましょう。

 

格安SIMの注意点についてもっと知りたい人は、以下の記事を参考にしましょう。

 

格安SIMで法人スマホを利用する方法、注意点。通信の品質は?

法人におすすめの格安SIM3選

SIMカードの入れ替え
(出典) photo-ac.com

 

最後に、法人利用におすすめの格安SIMを紹介します。いずれも法人向けに便利なサービスを提供しており、独自の料金プランで導入できます。

mineo

mineoは三大キャリアの回線全てに対応している格安SIMで、法人ならではの料金プランで契約できます。

 

データ通信のみの場合、月間の通信量が500MBまでならば770円から契約が可能で、10GBでも2,772円から利用できます。さらに音声通話SIMの場合は、通信量500MBまでならば1,441円、10GBなら3,443円から利用可能です。

 

いずれも最大で30GBまでのプランが用意されており、ほかにも国内通話10分かけ放題などのプランも選択できます。頻繁に電話を利用するならば、かけ放題プランも検討してみましょう。

 

法人向け格安スマホ・SIM | mineo法人

NIfMO

NifMoは大手プロバイダNiftyが提供しているMVNOのサービスです。ドコモの通信回線を借り受ける形となっており、解約違約金や最低利用期間の制限がありません。

 

また、利用開始初月の基本料金請求もないので、お試しで安く使うこともできます。利用シーンに合わせた料金プランを設定できるので、データを無駄なく使うことも可能です。

 

大量導入時にSIMカードの挿入やAPN設定などを行ってくれるキッティングサービスも行っていて、初めて法人プランを利用する場合でも安心でしょう。

 

NIfMO|法人向けサービス

BIGLOBEモバイル

2020年オリコン顧客満足度®ランキングの格安SIM部門で総合1位に選ばれ、8,800社に導入されている実績があります。

 

導入前の無料お試しサービスや、最低2営業日でSIMカードや端末が発送できるスピーディーな対応も強みです。月額料金は音声通話SIMが1ギガ780円(税別)、データSIMが3ギガ700円(税別)からとおトクに利用できます。

 

SIMカードの追加購入ならび紛失・盗難時の利用停止なども専用ページから行うことができるので、管理の手間もかかりません。

 

BIGLOBEモバイル|BIGLOBE biz.

まとめ

企業が格安SIMに乗り換えるには、契約と同時に端末も新たに導入する方法と、既存の端末をそのまま利用する方法があります。後者の場合、SIMロック解除の手続きが必要なのに加えて、導入するSIMカードが既存の端末で利用できるかも、必ず調べておかなければいけません。

 

格安SIM会社によって契約期間や料金プラン、通信速度などが異なるので、事前によく調べた上で自社に最も適したサービスを慎重に選択しましょう。不明点があれば、契約前に提供会社に問い合わせて、よく確認しておくことが大事です。

 

格安SIMのメリットとデメリットを理解して、法人携帯を検討しましょう。

 

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